玉依媛命
2007年7月12日の霊言
みなさま方は、愛というものをわかっておられるように思っているかもしれないけれども、今まで女性というものが法という名のもとに、自らの性というものを学ぶ機会というのは与えられませんでした。そして宇宙の根源の秘密を学びながら、そして自分自身の心のしくみ、それとともに肉体のしくみというものを、そこにどれだけ神が大いなる神秘と愛と智恵と、神の子としての本来の姿というものを刻み込んで、みなさま方を地上に送り出しているか。そういうことをよくよく学んでいただきたいのです。
そして恋というものを、それを不思議に思われるかもしれませんけれども、そのあとに続く、愛という奥深いものを学ばれるために、恋というものがあるということ。全ての喜びはそのあとにくる、もっともっと価値のあることを学ばんために、そのあとの愛を学ぶには、まず恋というものを通して、理屈ではないと、努力してやるものではないと。とにかくある日突然落ちるように、この人でなくては、と思う中で打算のないところで、そしてその人の喜ぶ顔、幸せになる姿を見たいがゆえに、必死に献身的な愛を、無償の愛を捧げていく。
そのようなかわいらしい、そのような一途な姿にまず戻す。それが恋の大事な役目であるのです。そこから愛がはじまるんだよということを伝えているだけなのです。
見返りを求めない、一途な無償の愛、そこから原点なんだよと、そこにおいて魔法がかかったように、相手に虜になるんだよと。それは理屈ではないんだよ。頭で考えることじゃないんだよ。お願いをされることではないんだよ。努力をしてなることではないんだよ。それは自分の心の中のときめきが、その相手の存在との関わりを通して、惹きつけあう、学ぶべきことがお互いにあるという、磁力の法則のようなものでいっとき出会っている。
だからその全てのその出会いを、大事にしなさい。ふたりが出逢えたことに感謝をしなさい。その中で愛をできたら育んでいきなさい。そこから愛の本来の奥深い、深みがはじまるのですよと。
そういうことを「恋愛」という文字の中に、その自然な思いの流れの中に、神はわたしたちに、そういうおつな喜びというか、幸福感というものを埋め込まれているということなのです。
今まで女性の幸せの中において、法の体系の中において、そういうことは一切無視され、抑圧されてきました。見て見なかったことのように思われてきました。セックスにおいても、女性は悦びを感じないものであると、そのように全て蓋をされてきたではないですか。そういうことを口にすることも汚らわしいと言われてきた、そういう人類の歴史があったはずなのです。女性はものであるかのように売り買いされ、男性の権力の証となりました。
でも本来はもうそういうことから解放されて、女性であったとしても、そういう悦びがある。誰がその悦びを作ったんだと言ったら、それは神がお創りたもうたものなのです。それは宇宙の根源的なエネルギーであり、エネルギーの表現であり、そしてそれは、神がお望みになった表現方法であるということなのです。ですから少しも罪悪感を感じることはなく、なぜそこに悦びがあるか、そういう性行為による悦びがあるか。そこにちゃんと男女が惹きつけ合い、悦び合い、求め合い、そしてそこに最後結ばれていったときに、次なる創造原理が働いていく。そこにこそ最も重大な使命があるがゆえに、男女は出会っているんだよと、悦びがあるんだよと。肝心要なところにちゃんと悦びということを、神はお創りになり、埋め込まれていることなのです。自分の女性性というもの、女性の心と体というものを、トータルに自分自身で受け止め、人類は昇華していかなくてはいけません。そしてその中において、新たな男性との結びつきをしていく。とてもシンプルなことであるということです。
(中略)
どうか地球の女性たちよ、次なるステップが訪れました。宇宙の中における自分の女性性としての、本来の役割、創造されたときからの、宇宙における受容性と母性というものを、クリエイティブなものというものを教えていただきました。美の表現者であれということも学ばせていただいております。その上で、地球における男女の関係というものが、これから大いに変わっていくということ。もうひとつの時代や民族や宗教や習慣の中に、ある意味ではみなは束縛されていたけれども、逆にいうと、それによって守られていた時代は終わりを告げるのです。とてもシンプルになっていきます。
そのときに、本当の意味でみなさま方が、みなさま方として、さりげなく神の前にお互いに立っていくことができるような、さりげなく存在していくこと。そこの中にこそ、愛というものが、奔流のように、みなさま方の個性として輝き渡る。そういう時代が来たときに、見せかけのものというものが、もう通用しなくなりますから、その中において、ご自分の正直な真摯な姿を通して、男女の関係というものも、認め合っていく時代がくるということを申し上げておきます。
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