アレキサンダー大王

内容紹介

　第三の計画初期の頃、2002年にアマーリエさんに向けてメッセージを送られたことがありましたが、アレキサンダー大王が私たちに向けてメッセージを降ろされるのは初めてでした。アレキサンダー大王が出てこられたということには、それなりの意味がありました。天上界から見ていて、地上の私たちに新たな自覚を促す時期がきたということだったのです。
　当時のメンバーはほとんど坊さん系でした。とにかく天上界から降ろされるメッセージを受けて、それを編纂すればいいんでしょ。あとは本にして出版して、誰かが英訳してそれが世界中に広まる。本にできなくても英訳したメッセージをインターネットで発信すれば、世界中で待っている光の天使たちがキャッチして、それぞれが自分たちの使命に目覚めて動き出してくれるだろう。そんなふうに思っていたのでした。医療現場でいえばどちらかというと内科系で、じっくり話を聞いて検査をし、診断を確定させてから処方せんを出すというスタンスです。私自身内科医ですが、心のどこかで、第三の計画の仕事も同じようにやればいいと思っていました。
　アレキサンダー大王から、「第三の計画は救急医療チームだ」と言われ、正直びっくりしました。本来、日本は血液を送り出すべきポンプとしての心臓の役割であったのに、血液が逆流している。逆流している血液の中から悪い血を抜き取り、天上界から急遽輸血をして、その血液を改めて心臓から押し出さなければならない。最初のひと押し、ふた押しをしないといけない。それをしなかったら私たちが第三の計画に参画したことを後悔することになるというのです。とにかく、自分たちがやらなくてはこの大救世計画は前に進まないのだということに気づかされたメッセージでした。
　十年以上の時がたち、今読み返してもアレキサンダー大王の熱い思いがひしひしと感じられるメッセージとなっております。この時代に「ポンプとしての心臓の国」に生まれあわせた読者の皆さまお一人おひとりにも、熱い思いを感じていただけたらと思います。九次元霊が根本法を降ろされたとしても、それを世界中に広めるのは地上の私たちです。多くの人びとが力を合わせてポンプを押して、この大救世計画を前に押し進めようではありませんか。

もくじ