オビウム、ハロルド

内容紹介

　今回は質疑応答集ですが、前半の回答者はオビウムです。聞いたことがない名前ですが、ベーエルダの長老のような方だそうです。ベーエルダには地球のような地獄はありません。地球に来る前のルシは、どのような存在だったのでしょう。そのあたりについて、興味深い内容が語られています。さらに、八次元霊がどうして九次元に行けないのかについても、明かしていただいています。当時、オリオン大戦については明かされていませんでした。そのため、ルシについてのすべてを語ることが許されなかったのでしょう。やや当たりさわりのない表現になっています。やはり、ここまでは地球人類に明かしていいという取り決めがあったのでしょう。その範囲で語っていただいていたことがわかります。
　後半は、最後になって回答者がハロルドだということがご本人から明かされていますが、とりとめもない質問に答えてくださっています。どうして恐竜が地球に存在していたのかについての質問から始まっています。ある惑星で、新たに生命体を創り出すことがどれだけ難しいかということも明かされています。地球で人間のような知的生命体、つまり高度な魂修行ができるような肉体をつくり出すことができなかったために、ベーエルダから６千万人が飛来して来たことが知られています。当時、金星にはユリ人間はいました。地球にも動物は存在していました。それらのDNAをもとに知的生命体をつくり出せなかったため、結果的として、他惑星から知的生命体の肉体を導入せざるを得なかったのでした。
　どんな形態であれ、肉体人間が地上に誕生しさえすれば、それに手を加えてさまざまな形に変化させることはそう難しいことではないようです。しかし、一度絶滅させてしまうと、そこから新たな人類を創造することはそうたやすくないのです。ですから、大陸が海に沈んでも、その前に種人種としての人類をどこかに残しておけば、その肉体を使って人類を増やし、新たな文明をつくり出すことはこれまでもやってきたことであり、そのような文明実験を繰り返してきたのが地球の歴史でもありました。
　今回の大救世計画を成功させ、魂修行場としての地球を小学校レベルから中学校レベルにしたいというのが、地球九次元霊たちの悲願です。それを受けて私たちは、地上で活動しています。ハロルド様は地球九次元霊ではありません。成功することを願っていますが、そこは当事者ではないので、やや距離を置いて見ていらっしゃるようです。「地球劇場」という劇の登場人物として、楽しみながら関わっていってもいいのではないかと言われています。もし今回、結果として成功しなかったとしても、けっしてその経験は無駄にはなりません。魂は永遠なので次に生かしていけばいい、というゆとりを持つことも必要かもしれません。今回の人生を少し客観的に見るために、ぜひ今回のメッセージ集を参考にしていただければと思います。

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