大天使ミカエル
(大天使ミカエルは、天上界の七大天使のうちの1人である。地獄界から天上界を守る軍団のリーダーをつとめている。地上に生まれた光の天使の守護も行っている。第三の計画の立案者でもあり、前線において、非常に重要な役割を担っている方である。)ミカエルでございます。
私は、皆さま方がご存知のように、魔を切る戦闘系の責任者として、この地上を守護し、法がひろめられる時に、光の天使たちを魔より護るために、日夜努力している者。
私は、初期のエル・ランティ、高橋信次が、この地上に下生された時より、この計画の第一段階から関わり、指導している者。
彼が帰天する前、彼の具体的使命を明かしたのも、今回の計画の目的を告げたのも、わたしです。
その第一段階において、わずかな失敗が、第二段階のORの計画にしわ寄せを与え、エル・カンタラー自身の指導に焦りを生じさせ、魔に足をすくわれるきっかけとなりました。
わたしは、その失敗に対する責任を痛感しております。
しかし、我々はまだあきらめたわけではないのです。
けっして、彼らの魔の力に、サタン、ルシフェル、サタンに負けるようなことがあってはならないと。
正しきものは常に強く、正しきものは常に、最後は勝利するのであるということ。
そのことをもって我々は、けっして希望を捨てることなく、この地上を仏国土、地球を愛の星にするために、我々は日夜努力し、この第三の計画というものを、私の名におき発動することを、九次元の神々に、許可を願い出たものなのです。
このレムリア・ルネッサンスという、第三の計画を興す、この計画の口火を切ったのもわたくしでございましたから、この計画に対する並々ならぬわたくしの決意と責任感というものがあるのでございます。
この第三の計画というものは、万が一のために、魔に、もし、あの九次元の救世主であっても堕とされた時、そのために密かに計画され、封印されていたものなのです。
今一度、ここで、あなた方に耐えて、護ってほしいのである。何が正義であり、何が神の意思であるのか、それを伝えてほしいのである。
どうかわかってほしい。
この計画がもし今回、魔によって引き倒されることが、挫折させられるようなことがあるのだとしたならば、もうこのあと、取り返しのつかない結果があるのだということ。
九次元十人が願いいでて、十次元の前において、エネルギーをいただきに伺い、そして、この計画を進めたということがどういうことかということを、あなた方はもっと理解していただきたいのです。
基本はこのミカエルの気持ちなのです。
この綿々として流れたる、このひとつの計画において、わたくしの悲壮感漂う、この気持ちというものが、第一から第三の計画まで流れているということ。
甘えは許されないのです。
これがラストの計画であるということ、これが我々においても、最終手段であるということ、これ以外の計画はないのであるということを考えたのならば、我々天上界の者たちがどれだけ必死に、このレムリアに対し期待を持っているかということ、それがわかっていただけるはずなのです。
あなたならどうですか。いくらサタンの手に落ちたといえ、かつて、いちばんわたしのかわいがっていた部下たちが、わたしに向かって刀を突きつけて来たとき、わたしが彼等をたたっ切れるとお思いか。
ミカエルの深い悲しみはそこにあります。
よろしいですか。ここから先、我を持った者が落ちていくのです。自分の中で名誉欲、金銭欲、そういうものを一切、捨てなさい。これは神様のお仕事なのです。
神様の仕事のために、自分の人生を最後の段階、最終エネルギーを全投与して、爆発して、献身していったとき、そこに圧倒的な、神に生かされているという感謝の思いが湧いてくるのです。
わたしはいつも言います。
「ただ、ミカエルという魂は、エネルギーは、神に対する感謝のエネルギー以外の何物でもないということ」。
我々の世界にある、唯一の誇りがあるとしたならば、自分の命、自分のエネルギーすべてを込めて、神に貢献できるということを唯一の誇りとして、命がけで仕事をしているというのが、我々光の天使と呼ばれている者たちの最低限の誇りなのかもしれない。
どうか、ひとりでも多くの世界中の光の天使たちが、この天上界のメッセージを待っているということを、この世紀末の計画を信じて出て行っている、世界中に散らばりし、我が愛する光の天使たちに、このメッセージを伝えていただきたい。
これから地球規模の精神的な、レムリア・ルネッサンスとしての精神革命というものが起きます。再生というもの、新生というもの、新しく生まれ変わっていくという精神復興の意味を含めて、ルネッサンスというのです。
ルネッサンス、宇宙時代のルネッサンスとは、どういうことか。
一度は見失われた神の子としての愛の神性というものに、もう一度、神の子たちが出会っていく。自らの力に気づき、回帰していく。神の元に回帰していく精神革命のことをルネッサンスというのです。
霊的な進歩発展ということ。そして、地獄界を消滅させていくということ。そのことが、いちばん、最も、最も大事なことであるということ。
そのクライマックス、この文明におけるクライマックスが、もうすぐこようということです。それをまた、惑星軌道のああだこうだ、そして、肉体におけるアセンションとか、そのステップアップとかいうことに絡めて、論点をすり替えてはいけないということです。
この計画は、何度も言います、地球系霊団における、霊天上界が発案し、実行している、この地球人のための霊的進化、向上のための、大プロジェクトであるということ。それ以外の何物でもないということ。そして、その使命を、その大プロジェクトにおける使命を与えられ、この地上に降りて行ったあなた方が、この地球の光の天使たちであるということ。
愛というものが宇宙の愛の法そのものであり、神そのものであるということを人類に伝えられる段階がきたということをもって、そのものをもって、最終的に地獄を清めていく。迷っている、かつての光の天使、神の子たちを、もう一度、光の中に救い上げていく。
わたしはルシフェルのことを思うとき、いつもそう思う。もし、わたしがルシフェルの代わりに出て行ったのならば、今地獄で帝王をやっているのは、このミカエルかもしれないと。それぐらい、彼も素晴らしい男であったということ。彼らが行ってくれたからこそ、今あなた方がここの天上界の言葉を、ここに座って聴いていられるのかもしれないよ、肉体を持って。
深情けはいけないけれども、でも、彼らもともに救っていくのだという思い。そして、地獄界にいるから、魔界にいるから、彼らは劣っていて間違っているという裁きの思い、そんなものも、みんな捨ててしまい、かつての仲間たちが、一丸となり愛し合うときが、また再びくるのだと。そのような明日を迎えるために、今自分たちが頑張っているのであると。彼らと自分たちはそんなに変わりはないのであると。ともに愛のもとに創造された神の子たち、仲間であるのだと。どうか、多くの人びとを、ともに愛すること。そして、いかなるときも裁かないこと。
あなた方、お一人、おひとりこそが、神の現れであると、尊い命であるということ、光であるということに、いつ気づかれるかということ。そのことだけに尽きているのですよ。
そのために地上の修行があります。そのためにも、ひとりでも多くの方がたを幸せにしていく地球規模の計画というものがあります。
自らの光を、自らの個性を輝かせなさい。
そして、自らしかできぬことを、必ずや神は期待され、あなた方、お一人、おひとりの個性をつくっておられること。そのことを追求する旅を忘れてはいけません。
かけがえのないあなた方であるからこそ、かけがえのないあなた方でしかできない仕事があるのです。そのことをもって愛をなし、この地上において、この世界において、仕事をなしていかれることです。ここにいるのでも、あなた方、一人ひとりの個性がきらめき合い、そして、複雑にからみ合ってここの磁場を今、形成しているということなのです。
我が使命は、ただ生かされんとする神に対する感謝のエネルギー。
感謝というのは何でしょう。
生かされているということを、ほんとうに感謝したのならば、その生かしめてくださっている愛の神に報恩し、自分のなせることを最大限に返していきたいと思うのが、本来の感謝のエネルギーなのです。
それをどうしていくべきか。それは、神が望まれるのは、「最も傷つき、最も心を見失い、そして、これから成長しようとする、力まだ弱き者たちの力になり、その者たちを成長させるために、進歩させるために、愛の光として返していくために、ミカエルよ、おまえはその感謝を使ってほしい」と、神はおっしゃっているように、わたしは感じるのです。
ですから、命がけで今まで仕事をしてきました。この地球の中において、この地球に降り立ったときより、ベーエルダから降り立ったときより、わたしはその仕事を延々とやり続けてきたのです。
そして、今やっとこの段階に入ってきて、愛というものが宇宙の愛の法そのものであり、神そのものであるということを人類に伝えられる段階がきたということをもって、そのものをもって、最終的に地獄を清めていく。迷っている、かつての光の天使、神の子たちを、もう一度、光の中に救い上げていく。本来の姿に戻していくということ。その段階にやっときたという感無量さを、わたしはかみしめているのです。
どうか、そのことのためにも、このステップを上がるためにも、このわたしに力を貸していただきたいのです。