ほほえみで地上を照らす

女性というものは家庭の中において太陽であるということです。
どれだけつらいことがあっても、家庭の中ではほほえみましょう。
夫に対してもほほえみましょう。

ほほえみというものは、無償の愛というものを、神様より与えられた愛というものを地上に表現するための手段として、特に女性の微笑というのは貴重なものなのです。

ほほえみというもの、笑顔というものを通して、この地上を照らしていきましょう。

この国を指導するとか、国家を、体制をどうのこうのするということが、一介の女性たちにできなくても、家庭の中で、夫に対して、子どもたちに対して、そして地域の人びとに対して、ニコニコとほほえみかけるだけで、あなた方は愛の天使になれるのであるということ。
この地上に、愛という光を投げかけることができる光の天使であるということ。

それこそが、女性霊たちに本来、求められていた、神が求めておられる姿であるということなのです。

女性がいたずらに男性化し、権力や自己実現をはかって国の指導体制を握ろうとすることよりも、一人の女性として、愛の表現者としてご主人を、お子さま方を愛の中で育まれ、慈しまれ、そして、この地上に勇気と慰めと、励ましをもってこの地上に送り出されていく。

その姿がどれだけ女性霊として尊い仕事であるかということ。
かけがえのない仕事であるかということ。
それをあなた方、女性たちは気づいていただきたいのです。

「スピリチュアルメッセージ集68 マリア・テレジア 」(2005年9月22日)より