献身的な姿が愛する人を輝かせる

男性というのは「陽」のエネルギー、女性というのは「陰」のエネルギーでございます。

男性は陽のエネルギー、ご自分の使命、才能、叡智、それを通して社会に向けて、陽のエネルギーで仕事をし、才能を開花し、そして社会を積極的に変えていくという使命を神様より与えられているのです。

それゆえ理論的であり、行動的であり、陽気であり、攻撃的であるということなのです。

女性はそれに対して陰のエネルギーであります。

陰というのはけっして陽に対して陰が劣っているのではありません。
陽が陽として輝くためには、陰のエネルギーの補助がいるということなのです。

そして陰のエネルギーの補助を、「内助ないじょの功」と日本神道では申します。

それはけっして自ら女性を蔑視しているのではなく、女性として殿方に対して、殿方の才能に対する、愛ある献身的な姿を与えることにより、男性をますます、より男性として光らすという、そのような愛のエネルギーそのものなのでございます。

自分が自分がと、今の女性たちは自己実現に走られておられるように思いますが、しかし女性が女性であるということを、自らを光らすということは、自分の愛を、献身的に男性に、殿方に対して捧げたときに、その男性を通して、子どもたちを通して、ご自分の陰のエネルギーが輝き渡り、周りを愛と祝福で包み、お子様たちを、ご主人様を、幸せの絶頂に導くのです。

「スピリチュアルメッセージ集58 木花開耶媛命」(2005年7月28日)より