職業に愛を込めて

私たちに与えられた個性や役割は、神の愛を表現する手段であります。
その表現手段・方法さえ間違わなければ、それは自己主張やエゴとはなりません。

芸術に限らず、社会的なさまざまな職業に関わることは、社会をより豊かに愛深くしていく原動力になっていきます。
すべての職業が愛を表現するために存在します。

例えば農業において、愛を表現するための肉体舟に感謝し、愛豊かなものとなれるようにと、祈りを込めて作られた食べ物なら、
私たちは安心して食べられるし、子供たちが安心して未来へと育っていけるような食べ物を与えることができるでしょう。

そこが基本であり、誇りを持って自分の仕事ができるのです。

基本を忘れ、名誉や欲を求めてお金を儲けるために仕事をしようとするから、ベクトルが間違い、
農薬漬けの野菜や毒入りの魚をつくってしまい、そのことに良心の痛みも感じなくなってしまうのです。

すべての仕事は愛を表現し、愛を為すためにあるというところに、社会の根本認識があれば、社会のシステムはおのずと変わるでしょう。

そこまでいかなければ、そこに住まう人間たちは幸せにならないのです。

アマーリエ(日向様指導) 「アマテラスの祈り」(2007年8月2日)より