選ばれし父母として

身障者をお持ちになるお母様方、お父様方のご苦労をねぎらう気持ちとして、わたくしは申し上げたいのです。

あえてそのようなたいへんな魂を、そういう方においても、ほとんど、たまに事故はございますけど、ほとんどの方が計画してお出になっているのです。

そういうことを引き受ける親御さんは、たいへんな徳を積まれることになります。たいへんな学びをされることになります。

忍耐というものを通して、真の愛が何であるかということを、体を持って学ぶのです。
そのような尊い修行をなさられるために、尊い魂をあなた方は預かられている。

そのような素晴らしい親御さんたちであるということを思うのならば、どんなに、たとえどのような確執があったとしても、そのような身障者だからといって、その、自分からその親であるということを放棄するような、そのような選択はしていただきたくないと思います。

それはあなた方が計画して来たのですよと、それを申し上げたいのです。

「スピリチュアルメッセージ集68 マリア・テレジア」(2005年9月22日)より