神の子本来の美しさ

「自分以外の方がたの幸せを祈り、自分を投げ捨てて、
多くの地上の人びとの、神の子たちの幸せのために生涯をかけて生き続ける。
それをもって、わたくしたちは神の子としての内在された神性の中において、
愛というものに感動し、愛というものに共鳴して、ほんとうに幸せであるということを感じ、実感するのです。
神の子であるとは、そういうことなのです。」
(ヘレン・ケラー)
以上、きれい・ねっとより出版の「スピリチュアルメッセージ集51 ヘレン・ケラー」(アマーリエ著)P55より転載

みなさまこんにちは。
レムリア・ルネッサンスの白石まゆと申します。

普段私は看護師をしておりまして、
先日ご高齢の患者さまから黄色い一輪のお花をいただきました。
「いつもありがとう」と手渡してくれたそのお花は、
ストローでできた茎に緑の画用紙が巻かれ、
花びらは一枚一枚丁寧に、薄い色紙で作られていました。

私はそのお花をいただいたことが本当に嬉しくて、
「大切にします」とお伝えし、白衣のエプロンにつけて仕事をしていました。

すると、どの患者さまのお部屋に行っても、
皆さんそのお花を見て笑顔になってしまうんです。
「わぁーきれいなお花ね」と目をキラキラ輝かせて
「気分が明るくなって元気をもらえたわ」と喜ばれるんですね。

私はこのお花をいただいた患者さまに
「このお花がみんなを笑顔にしてくれました」とお伝えすると、
今までにないくらい幸せそうに微笑まれ、
「それは良かったわ」とおっしゃいました。

驚いたのは、その日から毎日、
その方がお花を作られるようになったことです。
「自分と同じように病を抱えている人や、
そのご家族を元気づけたい」とおっしゃって、
お花を作る為にご自身の生活リズムまでも変えられました。
夜は早めに寝て、お昼は体力をつける為にと自ら車椅子に乗り、
合間を見つけてはお花を作られて、出来上がった色とりどりの花束を私に手渡すと
「みんなを元気にしてあげて」とおっしゃるんです。
私はそのお姿を見て、涙が溢れてしまいました。
以前までずっと寝たきりで、心を閉ざしがちだった患者さまが、
車椅子に乗って、周りの方々の為にお花を一生懸命作られたのです。
それもとても幸せそうに、
一つ一つのお花に命を吹き込むように、
優しい眼差しで作っていらしたんですね。

例えどれだけ身体が弱く衰えても、
その方は内側から愛が溢れ出るようにキラキラ輝いて見えました。
それは神の子の本来の美しさなのだと思います。
自分の為ではなく、周りの方々の為にお役に立てることが
どれほど自分自身をも幸せにしていくかということを、
私はその患者さまから学ばせていただいたように思います。

日々お世話をさせていただく中で、
患者さまお一人おひとりの神の子の美しさを感じる瞬間があります
きっと誰もがその瞬間を生きる為に、
多くの苦しみや悲しみを経験し、周りの方々と愛し合う中で、
本来の神の子の姿に立ち戻っていくのだと思います。

私も一人でも多くの方のお役に立てるように、
これからも看護の仕事を通して励んで参りたいと思います。