あの世でまた会えるとわかれば死別の悲しみはなくなっていく

あの世でまた会えるとわかれば死別の悲しみはなくなっていく

 肉体舟を維持すること、肉体にしがみついて生きること、物質にしがみついて生きることのみを幸せの基準におくから、すべてがおかしいのです。そのようなものは感謝しても、けっして、それがすべてではないのであると、逆に言うと、本来の実在界というのは天上界であるのを、天上界を実在界と本来、言うのです。魂はみんなこの世界から出てくるのですから。
 いっとき仮の姿、仮の役割において、この地球において活動するための手段として、わたくしたちに肉体舟を授かるのです。その修行の大事な肉体舟として、維持するために感謝することは大事だけれども、それにいたずらに延命しようとか、それだけが、その病をなくしていくことだけが、ね、長く生きる、少しでも生きることだけが幸せの象徴であるという、間違った感覚。
 だから、愛する子どもを亡くす別離の苦しみはあるけれども、妻や夫を亡くす、恋人を亡くす、友人を亡くす悲しみはあるけれども、それは、また、あの世に帰れば会えるのだと言えば、地上の苦というもの、苦悩というものは、ひじょうに多く、なくなっていくのです。

きれい・ねっと 出版(kindle版 レムリア・ルネッサンス出版)
「スピリチュアルメッセージ集30 ノストラダムス」(アマーリエ著)  より抜粋