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因果の理法(因果応報)

(いんがのりほう)

 あらゆる事象には必ず原因と結果があるという、宇宙を貫く根本法則の一つ。レムリア霊言の中では、「原因結果の法則」や「因果律」とも呼ばれており、「因果応報」と言う場合には主に人間の生き方(過去世のカルマなど)と関係してとらえられる。

 ここで原因となるのは身体的な行為だけではなく、言葉や思いも相応の力を持っており、これらの原因が持つエネルギー量と実行した時間に応じた結果が、将来自分の元に返ってくる。したがって、毎日少しずつでも善もしくは悪の思いを抱いていれば、後になって何倍もの差が開いた状態で、それらのエネルギーを受け取ることになる。

 また、四次元以降の世界と三次元地上界とでは原因と結果との時間差が異なっており、前者は思ったことが即実現するが、後者はたとえ具体的に行動したとしても、その結果がすぐに現れるとは限らない。しかし、どんな些細な思い・言葉・行いでも、それは目に見えない潜在的エネルギーとして蓄積されており、そのエネルギーが将来(時には未来世に繰り越されるかたちで)必ず何らかの結果をもたらす。

 努力をし、善い行いをしていくことによって、悪しき因果の循環を断ち切れるという一種の幸福論こそ、この法則の実践的な側面であり、第一・第二の計画で言われていたことでもある。

 さらにレムリア霊言では、この因果の理法が神の摂理であり、たとえ九次元霊であったとしても逃れることはできないと明言されている。また、この法則は波長同通の法則などと同様、宇宙の根本法則の一つであることが明かされている。

参考文献