幼い子供を病気で失ったとき

幼い子供を病気で失ったとき

 私たちは永遠のときの中で愛を学ぶために生まれ、寿命もそれぞれが決めてきます。天上界に早く帰りたいと思っても、その人にとっての課題や愛を学び終えてない、受けたものを返していない場合は、死にたくても死ねません。一方で、幼い子どもが病気で亡くなることがあります。それは、今回の人生は短くとも、心を歪めず美しいままで、やるだけのことやったら帰ろうと、そうやって光のエネルギーを貯めようと計画し、小児ガンなどを設定してくる場合もあるのです。
 私も、自分の息子の友人たちで何人か送りだして悲しい思いをしました。でも、不思議だったのは、そういう方たちを見ていて、皆それが若くして亡くなるという寿命、天命だったということです。全部ご自分で決めてきた寿命だったのです。子どもを亡くすというのは、ほんとうにご両親も、置いていかれるほうが辛いですよね。でも、すべてが必然なのだと学ばれて、あまり深い悲しみの中で帰っていく魂を引き止めないということ。泣いて引き止めたら、子どもがいちばん苦しいのです。

アマーリエ 集会レポートより