集団自殺して生前以上に苦しんでいる人たち

集団自殺して生前以上に苦しんでいる人たち

 肉体が終わればこの生命というのはおしまいだと思って、信じて、それでみんな苦しんでいる。悩んでいる。そしてこの頃、僕も見てたけど、インターネットで集団自殺なんていうのがはやっていて、みんなまとめて霊界来るわけだよ。
 彼らが、行き先どうする、魂は永遠なんだと。死んだって、みんなで、ひとりで心細いから、みんなで死んだからっていったって、一緒に行けるわけじゃないし、魂はますます多くのカルマをしょって、生前生きていた時以上に、こちらに来て彼らは苦しんでいるわけだよ。
 そういうことも生きているうちにね、魂は永遠なんだと、僕の言った基本中の基本をね、転生輪廻というもの、それで、地上に生まれたということがどれだけカルマの解消のために尊いチャンスであったか、学習の場であったかということがわかれば、こちらの世界に来てからだって苦しまなくていいし。
 そういう集団自殺とか、まして自殺とかね、そういうものが古来よりいかに罪あるものかということを我々が教えてきた、そういうものの裏づけというのがとれてくるわけだよ。

きれい・ねっと 出版(kindle版 レムリア・ルネッサンス出版)
「スピリチュアルメッセージ集9 高橋信次」(アマーリエ著)  より抜粋