人生は一冊の問題集
この世の中にはさまざまな悩みというものがありますが、それらは一つの根本定理を押さえれば簡単に答えは出るのです。
人間が「神の子」であり、愛のエネルギーそのもの、もっというならば、私たちはみんな愛を学ぶためにこの三次元に降りた天使たちであるということです。それを押さえれば、私たちは何のために三次元に降りてきたか、そうして、子どもたちであれご主人であれ、何を基準に正を置くべきかという答えがわかるはずなのです。すべてはその上でのバリエーション、瑣末的な問題です。根っこを押さえることが大事なのです。そのために私たちは「法」を勉強しているということです。
そして何より大切なことは、神の子であるということに人類が気づくということです。
神の子とは何であるかというと、愛のエネルギーである父なる神の子であり、愛のエネルギーを分けてつくられた存在であるということです。
愛を学ぶために、愛をなしていくために存在するのが神の子である、私たちの役目であるということです。
その立脚点に立ったら、すべての問題は自然に解けるはずなのです。私たちはあの世とこの三次元を行ききして、愛を学んでいます。
ほんとうに間違わないためだけの人生であるのなら、天上界にいればいいのです。
それをなぜわざわざこの三次元にきて、このような不自由な肉体に宿るのか。
それはこの三次元における、この時代性の中での学びを体験しようと思っているということです。「人生は一冊の問題集である」ともいわれます。
その一冊の問題集には、この時代の、この地球という三次元に即した学びがあるのです。それを学びたいといって、私たちはわざわざこの三次元に降りてきたのです。
子どもたちもみんな同じなのです。
その問題集は、その時代認識とともに、一人ひとりの個性の分だけあります。私たちが一冊ずつもらっている問題集は、全部違うのです。
ですから、子どもたちにおいても、自分の力で解かなければ学べないのです。
子どもたちをどれだけ心配して愛していても、子どもが持ってきた問題集は、子ども自身の力で解かなければいけないのです。
誰が見ても、正しいという答えがあるわけではなくて、その人にとって愛を学ぶために、そして神の子と して生き、成長するために、何が一番必要かということが基準となるということです。
アマーリエ