病を生む原因は自らがつくっている

病を生む原因は自らがつくっている

 原因があり、結果がある。それはその冷徹なまでのルールというのがあり、それは神の根本的な法則そのものでもあるのです。
 そのことを思ったのなら、病を得るには、病を得る原因があったのです、その方に。よろしいですか。今までに生きてきた年月だけではなく、不摂生とかもあったでしょう。当然、それもあります。それ以前の、過去世からのカルマの解消、たとえば、わたしが言った、今天変地異でね、マイナスエネジーが集まったから、いいですか、この大陸を揺らさなくてはいけないとか、どっかでエネルギーを発散させなくちゃいけないと、わたしたちもひじょうに悩みながら、苦しみながらそれを決めていくのですが、病を、それは地球が肉体なのです。地球は地球神の肉体なのです。
 わたくしたちはそれを、今、肉体に負っているのです。自分がマイナスの不摂生、マイナスの心を思ったのなら、マイナスの想念が集積し、どこかにおいてその病んだ部分というのが形成されていく。それが物質化していくのが病というものなのです。
 だからそこにおいて、苦しみがあると、単に地上で苦しみがあるだけではなくて、何ゆえにそのような原因をつくってしまったかという、その原因を反省すれば、病の大半というのはなくなっていくものなのです。
 それがわからない場合もあります。過去世からの解消の場合も、今の段階の地球レベルではあるのです。でも、それをいたずらに、苦悩をなくせば幸せになるというのではなく、その病と上手に共存しながら、「このような苦悩を与えて、我が魂を救われる神よ、ありがとうございます」という思いの中で病とともに生きるのです。
 なぜであるならば、その病を生む原因をつくったのは、現在であれ、過去世であれ、あなた自身なのだから。原因はあなた自身がつくったのだから、それを受け入れて、その病を通しながら、今それを浄化してくださる、それを発散し、「わたしを救ってくださるこの病よ、ありがとう」という気持ちで、その病とつきあう。そしてその寿命とつきあう。
 病を解消したのならば、その肉体生命が終わるときがあります。それは長く生きたから幸せなのではない。その肉体が今回、その過去世のカルマを解消するためだけに、もし、生まれてきたのであるならば、その肉体はその病を通して清算をして、我々の実在界に、晴れてカルマを返し切って帰って来ることが、その霊魂にとって救いであるということ。それをいたずらに延命し、いたずらに苦しみを長引かすようなことをすることは、けっして、その魂にとって少しも幸せではないのだということ。

きれい・ねっと 出版(kindle版 レムリア・ルネッサンス出版)
「スピリチュアルメッセージ集30 ノストラダムス」(アマーリエ著)  第11章より抜粋