Q.重度の障害のある子どもを育てています。

質問. 重度の障害のある子どもを育てています。なにかアドバイスをいただけますか?

 

回答(アマーリエ):
 お子さまの体に問題があるとき、お母さまというのは、「自分のせいでこうなったのではないか」と、ご自身を責めてしまうことが多いように思います。でも、そうではないということをお伝えしておきたいと思うのです。

 まず、障害児となる理由としては次の四つのことが考えられます。
 一つは、みずからのカルマを刈り取るためです。私たちはこの世に生まれてくる前に自分で人生の計画を立ててきますが、このとき、過去の人生で失敗してしまったときの課題(カルマ)を刈り取るために、障害児として生まれるという計画を立てることもあるということです。たとえば手足が不自由で生まれるという場合は、過去の人生で、他の方の体に障害を起こすようなことがあったかもしれないということです。
 理由の二つ目としては、そのように障害をもつという厳しい人生をあえて選ぶなかで、みずからの魂を磨き、魂を成長させていくという目的もあります。
 また三つめとして、ヘレンケラーのように、障害者の素晴らしさを世に伝えるなどの使命を果たすため、障害をもつ人生を選んで生まれてくる場合もあります。
 また四つめとして、今世の三次元の一時的な問題、たとえば肉体のトラブルや、まれに事故ということもないとは言えません。

 しかしいずれにしても、ほとんどすべての場合において、子どもが障害児であることは、子どもの魂みずからが、みずからの学びのために計画してきたことであり、けっしてお母さまの責任ではないということです。

 そして、あなたが障害児のお子様の母親であるということも、けっして偶然ではないのです。
 このような人生の計画というものは、一人だけでは立てられません。必ず子どもは、両親となってくださる方、特に母となってくださるあなたと相談の上で計画して生まれてくるのです。障害のある子どもを育てるというのは、並たいていのことではありません。それでもあなたは、大変であることは十分承知の上で、それをお引き受けすると約束されて生まれてこられたのですね。

 あなたとお子さまは、何の因果もなく親子になったわけではありません。あなた自身も親子という互いに投げ出せない関係のなかで、ともに互いのカルマを返し合ったり、そのひたむきに生きる姿をもって、愛することの素晴らしさを世の中に伝えたりするという、大きな目的をもって生まれてこられたということ。障害児の母親となることを選びとってこられたあなたは、大変素晴らしい徳の高いお母様であるということなのです。

 ですから、どうぞご自分を責めることなく、またその状況を投げ出すことなく、せいいっぱいお子様を愛してあげてください。
 肉体というものは、魂の乗り舟です。長い長い永遠の旅の中で、いっとき不自由な肉体をもったとしても、やがては本来の自由な姿となっていくのです。
 ですから、障害のあることを嘆くことなく、「強い決意でよく生まれてきたね」「一緒に頑張ろうね」と、愛情いっぱい抱きしめてあげてください。子どもは自分の気持ちを表現できなかったとしても、その愛情はしっかり届いているのですから。