父親のような思いで女性を応援してほしい

(自分の娘に対して)それぞれの素晴らしさというものを、やはり精一杯、努力とともに人生の中で生かしながら、その上でやはり女性としても幸せになってほしいって思われるのが、普通のお父さま方の姿ではないかなと、わたくしなんかは思うのです。

そこなのですよ。その姿に、父親であるのならば女性に対して寛容になれるのに、男と女の関係になると、どうしても男性方は女性に対して厳しくなるのです。

そこのところを、どうか父親のような思いで、これからの女性たちに対してどうあるべきかということを―、 女性のほうから言うと、やはり女性が自分の中で、悪あがきの中で騒いでいるようにしか見えなくなっても、 男性方のほうから、そういうあなたのように社会的にもステータスのある優秀な男性の立場から女性を応援していただけるのであるならば、わたくしたちも女性の精神的な進歩向上と、そして解放というものに対しての、大きな推進力を得られるような頼もしさというものを感じさせていただけると思います。
だから、ぜひとも応援していただきたいのです。

「スピリチュアルメッセージ集21 平塚らいてう」(2005年2月24日)より