地上に女王が立つこと
臺與(とよ) 2006年6月10日の霊言
この地上に、女王が立つということ、その時にあなた方は、例えば天照様の時とか、日向様の時、私の時もそのような立場におりましたけれども、そのようなときに、この女性の、立った者が、すべての能力があるからあなた方の上に立つのではないということ。そのことをどうかわかっていただきたいのです。
確かに、天照様や、日向様あたりになりますと、そのようなお力が強いのですけれども、ほんとうにそこで起きているということは、男性が上に立たぬということは、いかに男性の優れた方たちが輩出している時代であるかということを皆さま方に理解していただきたいのです。
皆さま、実力がある方がたが、男性たちが、ここぞとばかりに、こういう大計画の時には出ておられるからこそ、自分が、われこそは、私のほうが、俺のほうが上であるというふうに主張し合うがゆえに国がまとまらないのです。
逆に言うと、周りに凡人ばかりが出ていて、一人か二人優秀な方がたがおられるのならば、その方に男性たちも従って、国はまとまるのかもしれません。
でも、今こうやって見回しておりましても、各文明の中で、各さまざまな宗教の中におきましても、お力のある皆さま方がこうやって集まっておられる中において、男性方がひじょうに優秀な方がたがおられるということは、なかなかそこにおいて、皆さまの自己主張が激しくなるということなのです。
そういう時にこそ、女性というものが出てきて、まぁ神の命によって、女性の母性によって、愛によって、優秀な男性方を包み込み、皆さま方の優秀な才能を引き出すことによって、大いなる神の計画を推し進めていこうと、そのように天上界の神様が思われるからこそ、わたくしのような者が、そして女性の女神たちが立ってきて、この計画を推進しようという、そのような方向に流れるのです。
ですから、男性方が力がないから女性の指導者が立つのではなくて、逆にいうと、男性陣が、ひじょうに優秀な方がたが、「われこそは」と出て来られる時代だからこそ、あなた方をまとめあげるために、愛によってあなた方を包み込むために、女性の役割としての女神たちが降りてくるということが現実であるということをどうか皆さま方知っていただきたいのです。
そしたらどうなさいますか。あなた方は神の子です。そして天上界の神よりも、そして地上に降りた私たちによっても、あなた方は愛されているのです。
その中で、どうか優秀なあなた方の愛をもって、その優秀な能力をもって、天上界の神々のお力になり、この計画を推進するために、どうか尽力していただけないかと私は思うのです。
そのあなた方の力を最大限に、百二十パーセント出し切っていく過程の中にこそ、天上界の神々がご計画された計画というのが成功する方向に行くのです。どうか皆さま方のお力を出していただきたい。
そしてこの中心に立つということが、あなた方のけっして上に立つのではないということ。あなた方の才能を育むために私はこの地上に降りてきたのであるということ。あなた方を愛するために私はこの地上にきたのであるということ。そしてあなた方を愛するために、またあなた方を受け止めるために、私はけっして逃げないということ。
それはかつての時代もそうでした。ですから、逃げませんから、もうここにいますから、どんな時にでも、どんな時があっても、あなた方の前から私は逃げないし、あなた方の能力を最大限に活かすために、神々の言葉を伝えますから、あなた方の力をもって、どうかこの計画の、レムリアの計画のためにお力を貸していただきたいのです。
私のできることといったら、それしかないかもしれません。天上界と地上との方がたの、パイプになることにより、そしてあなた方を愛で包んでいくことによって、あなた方の本来の、神の子としての、すばらしい個性、すばらしい才能を開花させていく、それは母親が子どもを育てていくのと同じものなのです。
そのような思いの中で、皆さま方が最大限、皆さま方になっていくために、私たちはその使命を受けて地上に降りてくるのです。
男性の皆さま方の上にけっして立つために、地上に降りてくるわけではないということ。そのことをどうかわかっていていただきたいのです。