アラハン
(あらはん)反省行を行い、心の曇りを取り除いて、心に神の光を受けることができるような状態となった人のこと。彼らの境地は六次元上段階に相当している。阿羅漢とは、古代インドの言葉で「施しを受けるに値するような、尊敬すべき聖者」のこと であり、仏教では主に小乗における最高の境地に達した修行者を指す。だが、第一から第三までの計画を通して言われて いる説では、阿羅漢とは僧侶に限らず、ある一分野で自身を磨きながら神理の知識を学び、それをより多くの人に伝えよ うと常に努力している人である。また、大乗仏教の教説の中には阿羅漢を頂点とする小乗の修行を軽んじるものもある が、天上界からの霊言などによれば、阿羅漢にならなくては次の七次元菩薩界へと進むことはできない。自己を確立して こそ、他者を救うことができるからである。阿羅漢と呼べる境地の人は宗教・地域・時代に関係なく存在しており、キリ スト教風に「光の天使(の予備軍)」と表現されることもある。
参考文献
- 永遠の法
- 高橋信次心の革命
- 高橋信次の天国と地獄
- 岩波の仏教辞典第二版
- 心の発見:科学編