大きな乗り物という意味で、仏教において自分だけではなく多くの人びとを救うことを目指す修行段階を指す。この段階にいる人びとを菩薩と呼ぶが、本来大乗に進むためにはまず個人の確立(小乗)を経なければならず、これをおろそかにすると衆生救済を適切に実践できない。主に七次元の霊人がこの段階に相当する。