一般的「性悪説」は、人間のもって生まれた性質自体が本来悪であるとする説である。起源は、荀子が孟子の性善説に反対して唱えた 人間の本性に対する主張。「人の性は悪なり、その善なるものは偽な り」(『荀子』性悪篇より)から来ている。この荀子における「善」「悪」 は相対的な概念であって、絶対的な「悪」なるものは想定されてい ない。_ 神理に基づけば、「性悪説」は間違いである。