宇宙の法
(うちゅうのほう)根本的な意味では、宇宙の法とは神の愛の摂理のことである。宇宙の法は、人類が宇宙時代を迎えるために必要な認識である。そして宇宙時代を迎えるということは、宇宙的視点に立って、宇宙を統べる愛の摂理を学ぶべき時がきたということである。つまり、地球人として地球系神理の統合を前提としながら、さらに愛の認識レベルが宇宙規模へと拡大すべき段階を迎えたということである。
これまで人類に説かれてきた様々な九次元の法は、宇宙の神理をそれぞれに含んではいるが、人類を本来の宇宙の法に導くまでの、段階的な教えとしての側面が大きかった。あらゆる文明、あらゆる時代で説かれた九次元の法の地球史的展開は、地球人類の魂修行を指導しながら、同時に地球独自の神理を確立する壮大な歴史でもあったといえる。
その最終局面の20世紀末、エル・カンタラーは、宇宙の法を説かれることで地球系神理を統合される予定であった。さらに、ここで、天上界にあるエル・ランティーの意識と同通しながら、九次元の地球神霊が愛の法のもとに一つになることで、ハイレベルなビジョンがこの地球上に投影され、人類の意識変革を通して、すべての意味における次元構造が変化するシフトアップが計画されていた。しかし、このシナリオは第二の計画の挫折により実現しなかった。
第三の計画としてのレムリア・ルネッサンスの特色に、第二の計画でついに降ろすことができなかった宇宙の法が語られていることがあげられる。さらに、レムリア・ルネッサンスでは、宇宙連合の異星人からのメッセージも降ろされ、地球系九次元霊の説く宇宙の法と同様の内容であることが明らかにされている。これは、宇宙の法が宇宙共通の認識であることを示している。