宇宙即我
(うちゅうそくが)一個人の自己意識が宇宙大にまで拡大すること。第二の計画で悟りの段階として、そのプロセスが説明されている。
第一段階は、地球をはるかに見下ろす段階。第二段階は、自己意識が銀河系規模の大きさまで広がる段階。第三段階は、全宇宙の意識と自己意識が一致する段階。さらに悟りの段階が進めば、「神即我」の境地があるとされていた。
これに対して、レムリア・ルネッサンスにおいては、ただ単に、それのみをもって宇宙即我とはいわない。神の愛のエネルギーの一部である一人ひとりが、心の扉を開けることで内なる大宇宙につながる道を見出し、そして神のお心である愛のエネルギーに同化していくこと。さらに、かけがえのない個性を授けられた神の子が、同様に他の全ての神の子の個性に愛のエネルギーを通してつながっていけること。その愛の一体感の中で得られる、魂の具体的な経験のなかにも、この宇宙即我を感じとっている点が特徴的といえる。