バプテスマのヨハネ
「洗礼者ヨハネ」ともいう。イエスに先だってヨルダン川流域で水による洗礼(罪の浄めの儀式)をほどこしていた預言者であり、イエスも彼から洗礼を受けている。当時の人びとは洗礼者ヨハネがメシアではないかと思ったが、彼はイエスの到来を予見していたため、「私はその方の履き物のひもを解く値打ちもない」と述べて、イエスが現れると彼の元に自分の弟子の一部が移ることを許可するなど、聖書には洗礼者ヨハネの謙虚な姿勢が一貫して描かれている。
彼は主に町で法を説いたイエスとは異なり、荒れ野でイナゴなどを食べて生活する苦行者でもあった。ガリラヤ地方の領主ヘロデ王が義理の妹であるヘロディアと違法に結婚したことを糾弾し、ヘロディアの怒りをかって投獄、斬首された。
レムリア霊言では、イエス・キリストであっても生きていたときには一人の人間であったこと、聖書の内容の多くが後代に削除されたことなどを明かしている。
日本の平安時代に源信として生まれ、『往生要集』を残した。その後、中世ヨーロッパでスウェーデンボルグとして転生し、霊界探訪記を残した。
バプテスマのヨハネのメッセージ・収録書籍
- 2006.05.27 収録