中山みき
(1798年 - 1887年)
江戸時代後期に奈良県の農村に生まれた。農家の主婦として平凡に暮らしていたが、ある日神がかりとなり、天の将軍と名乗る神に「この屋敷、親子もろとも、神の社(やしろ)にもらい受ける」と宣言される。その後財産を貧しい人びとにすべて分け与え、赤貧洗うがごとき生活に落ちるが、神の言葉を取り次ぎ、誰にでもわかるやさしい言葉で教えを説いた。教えを聞いて病が治る者が続出し、信者が増え、やがてそれが天理教に発展した。
信者からは「親様」としたわれる。神を「親神様」と呼び、神はこの世で人びとが陽気に暮らすさまを見たいと思ってこの世を作られたとして「陽気暮らし」を説いた。
梵天界の霊人といわれている。
中山みきのメッセージ・収録書籍
- 2005.06.30 収録