アレキサンダー大王
(前356年―前323年)
マケドニア王。在位、前336―前323年。
13歳から3年間教育係として哲学者アリストテレスから学問を学んだ。アリストテレスから贈られたイーリアスの影響を終生受けた。
20歳で王位を継いだアレキサンダーは東西の国々を融合し、ひとつの帝国にまとめようとした。ペルシャ人をマケドニア軍に編入し、マケドニア式の訓練を行った。一方、自らはペルシャ風礼式を取り入れ、東方の女性と結婚し、部下たちにも東方から妻をめとることを奨励した。
10年あまりの征服の途上で、多くのギリシャ人植民都市を建設した。アレクサンドリアと名づけられたこれらの都市には、ギリシャ文化がもたらされ、東西に活発な文物交流の場がひらかれ、豊かな世界文化の時代「ヘレニズム」時代が始まった。そしてサモトラケのニケやミロのヴィーナスなどを生んだ。
古代インドではシヴァ神として知られている。18世紀フランスにナポレオン・ボナパルトとして生まれた。
アレキサンダー大王のメッセージ・収録書籍
- 2002.09.26 収録
- 2005.09.15 収録
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- 2007.07.14 収録