アレキサンダー大王

内容紹介

　第114巻は婦人部集会で降ろされた玉依媛命様からのメッセージで、メインテーマは恋愛論でした。第115巻はその二日後打って変わって、アレキサンダー大王から男性たちに向けての熱いメッセージです。当日は土曜日で、定期集会の日でした。土曜の定期集会は通常事務所で開催され、多くても30人程度の前で収録していましたが、今回は外部会場で一般の方をお招きして開催され、そこでの収録となりました。このようなことはそれまでほとんど行われていませんでした。アレキサンダー大王としては、待ちに待った出番だったようです。それまで、法が降りるまでは実践の者たちは待っていなさいと言われていたそうです。いよいよご自分に出番が回ってきたということで、それまで言いたくて言えなかったことを吐露されています。
　当時、法編纂をする者たちは過去世僧侶だった者たちが多かったため、坊さんとか僧侶と呼ばれていました。その者たちに向けて、ここまで法の編纂をしてきてくれたことに対して、それなりの感謝の言葉が述べられています。しかし、そのままでは何も変わらないというのがアレキサンダー様のご主張です。第二の計画までをご覧になっていて、やはり歯がゆい思いをされていたようです。女性の法も降ろされました。いよいよ男たちが本来の男としての仕事をする時を迎えたというのです。
　地上で社会改革をする者たちを荒くれ者たちと呼んでいますが、彼らが本格的に活動するにはまだ時間が必要だということは、アレキサンダー様もわかっていらっしゃいます。それでも、男たちが男としての仕事をしていないのではないか。そう思っていらっしゃいます。死に場所を探してほしい。その思いは坂本龍馬にも通じるものがあります。法を学んだだけで何も行動しなかった者は男ではない。そのような思いがほとばしります。読んでいるだけで血潮がわき立ってくるメッセージです。
　このメッセージを読んで「自分自身の内なる宇宙のビッグバン」に気づいていただきたいのです。アレキサンダー様から、男として認められるような仕事をして帰っていただきたい。そのような思いを込めて、男性たちにお送りします。男性たちだけでなく、女性たちにも読んでいただきたいメッセージでもあります。

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