大天使ミカエル

内容紹介

高橋信次先生は、1970年代の日本で霊現象を中心とした一大ブームを起こしました。信次先生自身、インド時代の仏陀がご自分の過去世と思われていましたが、3億6千5百万年前にベーエルダから地球に飛来して以来、初めて地上に生まれたエル・ランティという九次元霊だったのでした。それを明かしたのは大天使ミカエルでした。その時、信次先生には地上での時間はほとんど残されていませんでした。最初から露払いとして出ていたからです。
今回の地球大救世計画の主役は、再誕の仏陀でした。しかし、仏陀は天上界の願いむなしく道を外れて行くのでした。信次先生の活動を第一の計画、仏陀の活動を第二の計画と呼んでいます。地球九次元霊がふたり、日本の地に降り立ち、必勝態勢でのぞんだ計画がうまくいかなかったのです。
天上界は封印されていた第三の計画を実行に移すしかありませんでした。もう失敗は許されません。大天使ミカエルは、誰よりも責任を感じていました。しかし、天上界のせっぱ詰った思いをそのまま地上に伝えたら、地上の実行部隊はプレッシャーを感じて萎縮しまうでしょう。また、第一、第二の計画で仏弟子たちの欠点も露呈されてしまいました。それを中和させるためにも、芸術的な明るい雰囲気を前面に出そうと、第三の計画では九次元霊のマヌ様が楽しく踊りながら語り、人気を博していました。しかし、実際のところ、浮かれた気持ちでこの計画を実行することはできません。
当日、レムリア・ルネッサンスの事務所ではちょっと早いクリスマス会が開催されていました。最初は日蓮聖人がメッセージを送られていました。しかし、途中から大天使ミカエルに代わっています。どうしても伝えなくてはいられないという悲壮感あふれる思いで、真情を吐露されています。ワインを飲みながら楽しく過ごしていたクリスマス会の雰囲気が、一変したことは言うまでもありません。当時の天上界の必死な思いを肌で感じていただける大天使ミカエルのメッセージです。

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