福澤諭吉

内容紹介

今回は福澤諭吉先生です。これまでの明治維新の志士の方がたとは異なり、明治時代の啓蒙思想家、教育者という立場から、教育の重要性を説かれています。教育の基本を「人間を生かすこと」と語っていらっしゃいます。福澤先生は、あまり「愛」という言葉は使われませんが、生かすことは愛ですから、教育とは重要な愛の実践の場なのです。
当日、私、平原春彦の次女が通っていた中学校の担任がいかにひどいか、アマーリエさんに愚痴っぽく語っていました。そのためにレベルの低い質問になってしまい、今思うと福澤先生にはたいへん申し訳なく思っています。それに対しても、後半で教師のレベルの低い現状と、今後どうあるべきかについて語っていただいています。
明治時代は宗教とか信仰について、どちらかというと嫌っていた福澤先生でしたが、あちらの世界でその重要性を認識されたようです。これからの教育において、信仰心を育てることの重要性を強調されています。今後、教育改革が必要とされることは確かです。ただ、すぐに教育改革ができるわけではありません。今回の地球レベルの大救世計画はこれまで地球が経験したことがないような大革命です。多くの改革者たちが地上に生まれ、命がけで行わなければ成功しないでしょう。明治維新のスケールを地球大に広げた地球維新と言われています。その大革命が成功した後に各論としての教育改革が行われることが予想されています。そのときに、改めて今回のメッセージを参考にしながら教育改革が行われることでしょう。
いきなり信仰心を説いても拒否反応が起こるであろうから、啓蒙の書を書く必要があると言われ、そのためにも第二の『学問のすゝめ』を書いてほしいと言われています。また、若者たちに新たな理想が提示される必要がある、若者が夢を持てる社会でなければならない、とも主張されています。読めば読むほど、多くのヒントがちりばめられています。未来の教育者だけでなく、多くの現代人にも読んでいただきたいメッセージです。

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