羽を広げて空高く舞い上がりましょう

羽を広げて空高く舞い上がりましょう

 病気も、苦しみも、すべて、私たちが学ぶために、私たちを成長させてくれるための、ひとつの題材でしかなかったのだと、そう思ったとき、死ぬことも、悲しいことでも苦しいことでもないよと。病気であったとしても、さまざまなふうな環境であったとしても、それはすべて、過去、自分がやってきた原因結果の、結果をつみ取るだけの、ありがたい、ありがたい試練であったのだと、そう思ったとき、一切の執着は離れ、自らの永遠の魂を上空から冷静に見渡すことができるようになると思うのです。
 そういうふうに冷静に見られるということは、自分自らが羽を広げて飛べる状態になったからこそ、そう感じるのです。そのように、まだ地面にへばりついていたときには、その悲しみに押しつぶされそうになりながら、生きているものです。でも、もう羽化しましょう。私たちには天使の、神の子の羽がついているのだと思って、心を大きく広げて、空高く舞い上がりましょう。神の子として、この時代を生き抜くために、新たな時代に飛んで行くために。その飛んで行く先は、平面の苦しみや縛りを抱えたまま飛んで行くのではなくて、その、すべて自分を縛るものをはずし、その自分自身を、両手両足を縛っていた鎖をすべて外して、羽を広げて、天高く太陽に向かって飛んで行きましょう。

まんだらけ出版「オピニオンリーダーの女性霊」(レムリア・ルネッサンス著)
P243 アマーリエからのメッセージ抜粋