神理の伝達伝道が光の天使の使命
大天使ガブリエル 2005年5月7日の霊言
何より伝えたいことは、すべての道は神に通じるということ。
それは、繰り返し繰り返し、あなた方にいわれていることではないでしょうか。仏陀光線の者だけの教えをもって、神に行ける悟りの段階論があると思うのは、それはおごりというものなのです。キリスト教は美しい。インマヌエルの説かれた愛の法、教えというものは素晴らしいけれども、でも、愛の教えというものがすべてであると思うこともまた、おごりを生むのです。
感性における究極、そして、伝説における究極、すべてにおいて、すべての道が神に通じていく。なぜであるならば、我々はみな、神の分身である神の子であるということ。そのことをね、あなた方は当たり前のように聞いているかもしれないけれども、そのことがわからぬ者たちがあまりに世界に多いのです。そのことを伝えていきなさい。
そして、「自らの宗教からもう出ていらっしゃい」と、自分たちが信じていた宗教理念というものは確かにあるけれども、でも、自らの宗教理念だけを守るために他宗教の者たちを殺し、そして、自らの神だけが、これが正しいと言い続けたことをもって人殺しをするのであるのならば、それを命じた神がいちばんあとで苦しむのであるのだということ。
多様な地域におき、多様な価値観の経験というものがあるということをもって、あなた方は、もっともっと深く学ばなくてはいけません。
そのことをわたしは今日伝えに来ました。
あなた方、日本の方、それに宗教というものを学び、エル・ランティ、エル・カンタラーと呼ばれている方がたの法、そして、多くの光の天使の言葉を聴いたあなた方にとっては簡単なことかもしれない。でも、多くの人びとからみたら、宗教の違う者たち同士の根源神がひとつであるということは、とてもとても受け入れがたいことでもあるのです。
自らが信じている宗教が、本来はほかの宗教と同じであるということを―――。わたくしにおきましても、キリスト教のガブリエルと呼ばれている者であったとしても、やはり、イスラムの中のコーランの中においても、ガブリエルという者が出てくるのです。その名を明かすことにより、今日一体化させるために、わたくしは名を明かしたのではあるけれど、それが嘆きの壁により、人びとにより、宗教の聖地争奪戦の中において、人びとの憎しみのさなかで、自分たちの信じている大天使と、敵の大天使が同じ名であるということは屈辱以外の何ものでもない。
でも、そこにひとつのパラドックスがあり、ひとつの真実があるということ。
そのことをもってわたしは言いたい。
我が名を呼ぶ者たちよ、そなたたちは、そなたたちが最も憎む相手の宗教のもののメッセンジャーとしてわたくしがいるということ。そのことをもってあなた方は、自らの宗教が何であったかということを理解しなくてはいけない。
2005年11月12日 大天使サリエル 「新たな霊文明時代における医療」
2006年06月17日 大天使ラファエル 「愛を学ぶ永遠の旅びと」