ゼウス

内容紹介

2005年6月4日でした。恒例の土曜集会に、初めてゼウス神が登場されたのです。読者の皆さんは信じていただけないかもしれませんが、ほんとうに突然雷が鳴り響き、雨が降り出したのでした。度胆を抜くような演出に地上の者たちの期待は高まります。しかし、当時の状況を天上界、特に九次元霊の立場から振り返ってみると、ただただ豪放磊落にスケールの大きなことを語り、さっそうとその場を去ればいいという状況ではありませんでした。
当時のレムリア・ルネッサンスはまだまだ人数が少なく、それでも細々と天上界からのメッセージを収録し、CDや小冊子にしてネット販売をしていたのです。そのような姿を見て、励ましながら、でもまだ地上の者たちの自覚は十分ではなく、その時に必要なアドバイスもきっちりとしなければなりません。
知的に優秀な者たちは難しい言葉で語ろうとします。それが自らのステータスを示すことであるかのような錯覚を抱いてしまうのかもしれません。「神理を易しい言葉で語りなさい」と繰り返し言われていたにもかかわらず、なかなかそれができない者もいたのです。謙虚に反省することの重要性や、神の子という認識を共有することの意義なども語られています。語ろうとすれば九次元霊ですから、どんなに深いことも語ることはできます。しかし、当時の時点で必要な内容をわかりやすく言い聞かせることで、この計画を何とか成功させたいという切実な思いを感じ取っていただけるメッセージとなっております。
ギリシャ神話のゼウス神の姿そのままを期待していると、やや裏切られたと思われるかもしれません。しかし、この時代の日本がどのような位置付けにあるのか、まだまだ認識できていない者たちに対して、語れる内容は多くはないのです。地上の者たちが知りたいと懇願しても、天上界が必要と認めなければ答えは降ろされないというのが、この活動の鉄則なのです。そのあたりの雰囲気がわかっていただけるメッセージとなっております。

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