ヘルメス

内容紹介

今回はヘルメス様からのメッセージです。20世紀に入ってロシア革命が起こりました。その後、共産主義と資本主義の対立が長く続きました。ベルリンの壁が崩壊してソビエト連邦が消滅し、資本主義が勝ったかのように思われているのかもしれません。しかし、資本主義がいつまでも続くわけでもない、と言われています。共産主義でも資本主義でもない経済体制が本来の姿だというのです。どのような体制なのか、私たちはどうしても表面的なことに興味を持ってしまいがちです。しかし、「イデオロギーや経済体制で人びとが救われるわけではない」と、これまで複数の霊人から指摘されてきました。
「神の子」という観点を抜きにした経済体制では地球は存続することはできない、と言われています。そこが理解できなければ、どんなに経済体制を変えてみても人びとは幸せにはなれないというのです。「愛と分かち合いの精神」、言葉で言うのは簡単です。しかし、富を蓄えることで自ら自身の安定や安心を求めているような精神レベルでは、このハードルを越えることはできないようです。
本来の愛に基づく分かち合いを、思いや言葉だけでなく、行為を通して具現化させることです。地球人類の一人ひとりが納得して行動したときに、自然に新たな経済体制ができてくるようです。「地球人類の認識が変わったとき、ドミノ倒しのようにあらゆる制度や体制が変わってくる」と、これも何度も言われています。しかし、私たちはやや半信半疑で聴いてきたように思います。そのような時代が必ずくることを信じることです。その上で、では自分は何をすべきなのか、どうすれば神のお役に立てるのか、地球人類のためになるのか、それを真剣に考えて、残された地上の時を大切に使っていこうではありませんか。
第二の計画が順調に進んでいたら、根本法が降ろされたあとに、地球の繁栄、発展のためにヘルメス様が指導霊として、地上の人びとを指導する予定だったと言われています。それが実現できなくて残念です。それでもこのような形で、地上でヘルメス様の声を聴くことができた私たちは幸せです。今後の地球の繁栄、発展を祈りながら、今回のメッセージを未来の改革者たちにも届けたいと、心から願っています。

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