木花開耶媛命

内容紹介

　第二の計画が天上界の青写真通りに進まないことがはっきりしたのは1994年でした。大天使ミカエルが第三の計画発動を九次元霊たちに提案しても、なかなか九次元霊からの許可が下りませんでした。実際に第三の計画が発動されたのは1998年でした。それまでの4年間、さすがの九次元霊界も暗い雰囲気だったようです。九次元霊に負けず劣らず、いてもたってもいられないような思いで地上を見守っていたのは、日本神道の女性霊たちでした。
　日本神道の女性霊たちは、第二の計画で言いたいことの半分も地上に伝えられなかったと思われていたのでした。地上の女性たちの多くは迷いの中で道を見失っているようです。男性と競って仕事をするのが自らの生きる道だと信じ、突っ走っている女性たちもいます。第三の計画で女性が中心に立ってくれたことでやっと自分たちの言いたいことが言えると、天上界の女性霊たちはホッとされたようです。ただ、中心に立ったのが日本神道とあまり縁のない、西洋での転生が多い人だったことが気になったのでした。しかし、数年間、その女性の地上での生活ぶりを見ていると、思っていたよりも「古風」でほっとされたと、今回のメッセージで明かされています。「戦いの女神」と呼ばれていましたが、なかなかの「やまとなでしこ」ぶりに感心されたそうです。
　第三の計画発動以来、天照大神様、日向様、木花開耶媛命様は、どうしても「女性の法」を地上に降ろしておきたいという強い願いがあられたようです。今回の木花開耶媛命様のメッセージには、この2年後に自ら明かされることになる「女性の法五か条」の内容のほぼすべてが含まれています。自然と一体となるのが日本神道の教えであり、それは摂理の中で生きることでもあります。そこから陰陽の違いについて説き明かし、さらに男性、女性がどうあるべきかまで述べられています。その論理展開の見事さは、日本神道の女性霊の中でも木花開耶媛命ならではと言えるのではないでしょうか。
　「金星の法」や「女性の法」と言われると敷居が高くて、なかなか入っていけないと思われる女性たちでも、具体例を含めてわかりやすく説明していらっしゃる今回のメッセージは、「女性の法」への入門書としても読んでいただける内容です。特に若い女性たちには繰り返し読んでいただきたいメッセージです。

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