スピリチュアル・メッセージ

愛する地球の子どもたちへ

オーム 2008年1月11日の霊言

宇宙神霊 オーム

紹介動画

大宇宙に遍在するエネルギーはオームの、宇宙の身体です。「宇宙空間は真空だ」と言われますけど、真空は何もないわけではなくて、このオームの愛のバイブレーション。これはたとえて言うならば、母親の胎内の羊水のようなものです。温かくて一切を育む愛のぬくもり、一切を産み出す栄養、可能性、それが宇宙空間にはぎっしりと詰まっています。それをわたくしたちが見ることができないからといって、「何もない」と言うのは間違いです。

神の愛があらゆる生命の可能性を含み、そこここに遍在するすべてのマテリアル、材料、素材を宇宙空間に込めて、そこに神の世界からの理念、「このような存在をあらしめたい」と思う理念が降りきたったときに、その中にある、羊水の中にある素材を使って、ひとつの求心的な磁場ができることによって、そこに一挙に集中して引きつけられて、この三次元に物体化する。そういうふうにやって宇宙はできてきました。

この大宇宙の空間は母親の胎内であると、幼子を包んでいる羊水と胎盤と、その胎内であると、そのように、とらえてみてください。羊水の中には、酸素も栄養も、ありとあらゆる人体を構成する栄養素が、その中に、もう存在しているのではないでしょうか。そうやって、でも、いつもそこの胎内の中に胎児がいるわけではなくてそこに宿らんとする意志によって、ひとつの生命体が使命を受けて降り立つということが決まって着床したときに、そこに創造の進化が、創造が始まるのです。

宇宙も全くそれと同じ形態で構成されて、あなた方の住んでいる惑星も、太陽系も、すべての全宇宙はそうやってつくられたのです。

神の愛。神の愛に満ちたバイブレーション。

それは、あなた方を創造せしめるその物質の中に、エネルギーの中に、愛は込められているのです。

あなた方の肉体がどのような粒子、素材でできていて、どのように羊水の中で、どのような愛によって受精し、その形態を、遺伝的な、その核分裂の中で育んで、あなた方人類というものが存在するようになったか。そのすべてのプロセスが神の愛であるということ。

その愛というものが観念的な、精神的なものであると、あなた方は思っておられるかもしれないけれども、神の愛というのは、三次元に物体化し、そこにおき創造していくという、その絶え間ない連鎖の中に愛は脈々と流れていくということ。あなた方はすぐ、物質的なもの、その科学的な現実的な実態というものと、愛というものを精神的な思い、遊戯にしてしまって、切り離してしまうから、そこで分離し違和感があるのだと思う。

神の愛とは、愛の思いイコールこの世界に、各次元の世界に創造し、あらゆるものをつくり上げ、そこに生命を吹き込み、そこに神の愛の表現形態を実存させていく、生命の息吹をそこここに表現していく、その現れ、行い、それが愛そのものであるということ。そこのところをあなた方地球人類は理解しなくてはいけない。

たとえあなた方の身体をつくっている、ほんとうにわずかな小さな小さな細胞、粒子の中においても、原子の中においても、そこにすべて神の愛の摂理は込められて存在しているのだということ。それをわかっていただきたい。それがあなた方が今、地球人がこれから獲得しなければいけない、神の子という自分自身に気づいたあとの己自身が持っている創造力というもの、その力の使い方、それに結びついていくのです。

人類はみな神の子であり、オーム宇宙の中にある創造原理と同じ力を持っているということが、観念的にはわかっているけれども、その力を発揮することができないのは、そういうことなのだ。
あなた方の中にある自分の力、それは、大宇宙の中に遍在する羊水のような神の愛の思い。それを、そののマテリアルを一点に集中し、そこに、その個性ある生命体の使命をなさんがために、「その次元に存在せよ」という思いが集中して一点に集約したときに、それは強力な強力な磁場となり、周りにある愛の思い、愛の物質を引き寄せ、うねらせ、らせんのごとく回転しながら、その存在を現しめるために動き出す。大宇宙はすべてそうやって具現化され、構成されてきている。

あなた方が持っている力も同じである。材料があって、そして、強い意志のもとに、この世にどのようなビジョンを「かくあるべし」と、「かくあれ」と願い続けるか。その集約された集中力と、そこに神と同じ、これこそが神の愛の表現形態としての、存在せしむるに、真に価値があるものであるとの確信のもとに、己自身の力を、全身全霊を込めて願ってみよ。一人ひとりが真に神の子の己自身に立ち戻って。

神の子というより、あなた方はわたくしオーム宇宙の一部である。

神の一部であるから「神の子」というけれども、あなた方もこの集合意識であるオーム、神そのものの現れである。神そのものの現れであるのならば、オームが、大宇宙がやっている創造原理を、あなた方もできるのである。

あなた方の世界で「法力」と呼ばれて、さげすまれているものがあるかもしれないが、彼らはその精神的な念波を一点に集中し、強く願うことによって、各次元にあらゆるものを創造してみせるという、その精神力が強い者たちなのである。

知的に偏っていくと、その本来の神の創造原理として与えられている、本来の自分の能力を失っていくように思う。知的なものに偏り、あなた方の中の、あなた方とは違う惑星の者であったとしても、その創造の進化、自分の能力が、科学的なものだけに行って、己自身の真の神の子としての、神の属性としての創造原理、愛の原理から離れていって、衰退化している者も、他の宇宙の中にいるであろう。そういう神の摂理の流れから外れた者は、この宇宙の総合的な、共鳴したエネジーの場からははじき出され、その思想においても生き延びることができなくなるという、そういう事実がある。

どうか、あなた方が愛の教えと科学進歩、科学的なな進歩というのは、さっきからあなた方に言うが、それは「星間物質」と言われているマテリアル、それそのものなのである。あなた方が知らない、原子・粒子・素粒子、さまざまなものが、光線を含めて宇宙にはたくさんある。今の地球人が知っているものなど、ほんのわずかなものにしか、に過ぎない。それを突き詰めていくのが科学という目であろう。そして、科学が発見したもの、テクノロジーも含めてその素材を使って、宗教と呼ばれている本来の神の子、愛の思いで、その素材をを神の意思、神の代弁者として、宇宙を創造した神と同じように、あなた方の地球においても神の創造原理の力を使って、宇宙の中に恥じぬ地球の未来を、地球の未来をつくり出すようにしなさい。

ここから先は神の子として、否、神の現れとして、あなた方一人ひとりが神として、いかにこの地球において、全宇宙にあまねく流れている愛のバイブレーション、愛の創造原理にかなった未来を地球に持つことができ、それを一人ひとりが具現化することができるかということだけが、地球の将来を、未来を、決めていくということに気づきなさい。

大宇宙は、神の創造原理と愛の思いで満ち満ちている。あらゆる可能性を含み、日々成長、進化発展している。その進化発展していく愛の思いは、神という属性の中においてみな同じベクトルを放っている。あなた方が、もしそれと逆行するベクトルを選ぶのであるのならば、地球という惑星のこれからの進化はなくなってしまう。

今までは、何が起きてもひとつの惑星内だけの成長レベルということで存在を許されてきたけれども、これからの先は、大宇宙の仲間として真に目覚めた神の意識、神の細胞としての自覚というものを持って、その惑星の使命を果たしていく、そのようにそこに住まう者たちも意識を上げなくては、地球意識、地球という惑星自体の進化発展もないのである。
愛する地球の子どもたちよ、わたしは、あなた方がここに上がってき、あなた方にこのような語りかけができる時がくるのを待っていた。わたくしは、すべてを創造し、すべてをいとおしみ、すべてを愛し続けてきたあなた方の父、オームである。

あなた方はわたしであり、わたくしはあなた方である。

あなた方は神の子としてつくられたが、それはわたくしの一部である。

わたくしができたことは、あなた方もできるということ。ただ、思いにおいて同じ方向性を持たなくては、これから先ともに地球という細胞が新たな使命を担うことができないということ。

この声はこの者(アマーリエ)を通して伝えているが、この思いはあなた方地球にだけ発しているのではなくて、わたくしがいるこの宇宙空間すべてに常に響き渡っている思いそのものである。それを今、このように言語化して伝えている。

あなた方は霊的な目覚め、己自身が今まで、何者であったかすらわからずに生きてきた。そこで今、己自身が何者であるかということに気づいたのならば、神の子であるということに気づいたことにおいて、真に精神の目覚めができたときに、今度は目覚めた者たちによって、新たな神の世界の天地創造、地球の未来、その惑星の次の次元へ上昇していくためのエネルギーとして、あなた方一人ひとりが力を発揮しなくてはいけない時がきたということなのです。

ひとり、ひとつ地球意識だけに任すのではなく、そこに住まう者たちが霊的な世界のエネルギーを含めて、ともにシフトアップしていくのでなくては、地球自身の次元が「アセンション」と呼ばれている次元上昇することはかなわぬ。そして、それには必ずその惑星に住まう者たちがどのぐらいの割合で目覚めるということが要求される。地球自体が次元を上げていくには、そこに住まう者たちの意識、それが必要であるということ。

何ゆえにに、あなた方が神の子であり、大宇宙が愛のエネルギーであるのならば、そこに住まうあなた方が「神の子」であるということが、これほどに、なぜキーワードになるのか。あなた方はわかるであろうか。それは、次の次元に地球が進化するには、神の子であるということ。ゆえに次に地球を変えていくのは、神の子であり、神そのものの意識を持ったあなた方の、神の属性としての力を発揮することによってしか、地球は次の次元へアセンションできないということなのだ。その霊的なエネルギーというものがなくては、次の時代にその時期に地球は突入できないということを表している。ひと事ではなく、あなた方一人ひとりが救世主、あなた方一人ひとりが地球を預かる責任者であるという自覚を持ち、あなた方の魂の力を発揮していただきたい。

一人ひとりがそのその霊的な目覚めが出てきたのならば、わたくしの言う真の意味がわかってきたのならば、あなた方はいつもこの宇宙空間を絶え間なく送られて来るわたくしからの、わたくしのかわいい子どもたちへの呼びかけ、バイブレーションを、あなた方はいつでも聴くことができるであろう。

あなた方の肉体にある聴覚というもの、耳、あと知識、頭、そういうものでは、わたしの声は聴けない。この者がやっているように、自らの思いにおいて、感性の中において、己自身の魂を大宇宙の意識の中に溶け込ませ、流れ込まし、宇宙のそこここにある愛の羊水のエネルギーに溶け込ませてみなさい。そうすれば、それがあなた方の世界で言う「ワンネス」というひとつの大きな意識体の一部であるということが、あなた方にもわかるであろう。

その命の、生命の大いなる海、大海の一部として自分自身が存在するということが感覚としてわかってきたとき、あなた方は本来の神の子、神の属性としての創造原理の力というものを手にすることができる。その認識と、その創造原理を使いこなすクリエイティブな力というもの、コンセントレイションというもの、そういうものがほんとうにわかってきたのならば、あなた方は神になる。真に神の属性の一部として、あなた方の神の部分を目覚めさせることができ、そして、真に霊的な進歩成長が、次のステージで行われるのである。

そこにおいて、目覚めた惑星の者たちは、己自身の中にある神の属性としての使命にのみ生きるようになる。愛というものが、あなた方でいう知的遊戯、心の遊びであるのではなく、真に創造していくための推進力として思い、大宇宙の中にある、いとおしい、いとおしい、愛してやまない、それゆえに、自分の身体を使ってありとあらゆる命を生み出し、そこに愛を吹き込み、己自身を創造された命の源に対する感謝と恩義を果たしていくために、発現していく、その方法手段としてのこの大宇宙というものを、ビッグバンとして創っていったということ。その思いがわかるであろう。そうすると、あなた方自身が、ひとつずつ、ひとりすつが小宇宙となって、宇宙に向かってビッグバンを放っていくのである。

メッセージの一部を動画で紹介しています

宇宙意識の紹介

オーム(宇宙神霊)


 私たちが存在しているこの大宇宙の創造神。この宇宙に満ちる愛のエネルギーであり、宇宙を統べる愛の法則そのものでもある。この宇宙のすべては、物質的なものも霊的なものも含めてオーム神霊の一部であり、私たちの魂も根源にさかのぼれば、オーム神霊から愛のエネルギーを分け与えられることによって創造された。
古代インドにおいて「梵我一如」(宇宙の創造神と自己との合一)と言われ、現代の精神世界で「ワンネス」(すべては一つであるという思い)として知られている感覚は、私たちがオーム神霊の一部であることを実感した状態を指している。
オーム神霊は陰(女性性)と陽(男性性)が合一した存在であるため、霊言では人間的な表現をとっていても、特定の性別に区分されることはない。つまり、オーム神霊は私たち人間も含めてあらゆる存在の父であり母である。また、この宇宙のあらゆる魂と根源的につながっているため、巨大な集合意識としての側面も有している。