宇宙時代にむけて
今後、宇宙時代の文明が始まるかどうか、その分岐点にあるのが今という時代です。地球が次のステップへと踏み出すためには、私たち一人ひとりが、自らの心の改革を行わなくてはなりません。それが、先に進むためには最低限必要なことなのです。現時点での、私たち地球人の精神性は、かなり野蛮な方向に偏っているように見えます。しかし、本来、私たちが野蛮なのではなく、野蛮な側面だけが、必要以上に強く出すぎているということなのです。私たちはみな神の子であり、ほんの小さな星の上に住んでいるのです。なぜ手を取り合えないのでしょう。
私たちは、真の意味での自由を手に入れることが必要なのです。この世には、私たちの心を縛るものが多くあり、これらの束縛から解き放たれなくてはなりません。私たちは、魂のもつ自由の意味を理解しなくてはなりません。この自由が、愛を表現するために、神より与えられた最も大切なものなのです。この世に生まれてから、自らの心を縛る不自由な思想や習慣の中で、私たちは生きてきました。この目に見える世界だけがすべてであるというような、物質主義的な思いから抜け出さなくてはなりません。
形式的な宗教的価値観からも自由になる必要があります。真の信仰は自らの心の中にあります。すべては一人ひとりの心の問題なのです。自らの心を通して天国につながることができるのです。信仰のための形式は必要ないのです。天国の波動につながるかどうかは、その人の心の状態だけが問題なのです。いかに私たちが愛というものを深く理解し、愛を表現できるかということ。これがすべてなのです。
私たちは地球人として、国という枠組みを超えていくことができるかということも問われています。本来、地球上に線を引いて、ここからこちらが私たちの国であるというような考えをする必要はないのです。私たちすべての人間が神の子であり、兄弟であると知ったならば、相互に信頼し合えるはずです。となりの国民が自分たちとは異なり、信頼できないと思うから国境線を引くのではないでしょうか。
私たちの心が、ほんとうの意味で自由になったならば、私たちは、もっと深く神理というものを認識できるようになります。そして、もっと深く私たちの隣人を愛することができるようになります。私たちは一人ひとりが自覚し、まず自分から始めなくてはなりません。
地球人として、目指すべき最低限のコンセンサスは何なのでしょう。わたしたちは難しいことを要求されているわけではありません。私たちはみな同じ神の子であり、魂が永遠であり、輪廻転生しているということを、世界中の人びとが理解すればいいのです。それによって私たち地球人は互いに手と手をつなぎ合うことができるはずです。その結果として、愛の星地球は実現するのです。
愛の星地球が実現することにより、それまで息をひそめて見守っていた宇宙連合の異星人たちが姿を見せるようになります。彼らは地球のレベルをはるかに超えた科学技術をもっています。彼らの協力を得て、地球の文明が飛躍的に発展し、真の宇宙時代を迎えることが可能となるのです。
地獄の存在 | 次