集団自殺-みんなで死ねば恐くないは大間違い

集団自殺-みんなで死ねば恐くないは大間違い

 昔から、死ぬって、「自殺するということは他殺以上の罪である」と、キリスト教でも古来より言われているんですよ。その意味が、なぜ自殺をすることをみんながためらうか。ひとり死んでいく時に、ものすごい寂しい思いをします。だから、その時に、その心細さに負けてみんな自殺しないんですよ。
 でも、今インターネットで、みんなで励まし合えば、「みんなで渡れば赤信号恐くない」っていうのあるんでしょ、僕だって知ってるけどね、だけどそんなんじゃない。「みんなで死ねば恐くない」。大間違いです。大間違いです。みんなで死んだらたいへんですよ、こっちに来て。この数日前も来た連中いるけど、僕見てて、「ばかなことをしてるなあ」と、「こんなことをするなら、ますます、やはり僕が説いた生前のね、基本中の基本の教えというものも、やっぱり伝えなければいけないな」って思うわけですよ。

きれい・ねっと 出版(kindle版 レムリア・ルネッサンス出版)
「スピリチュアルメッセージ集9 高橋信次」(アマーリエ著)  より抜粋