子供を産まないことを決めてきた人生計画
お子様がおできにならなくて悩んでおられる方、見受けられますけれども、それはあなたが決めて来たのです。今ここで申しますけれども、誰が決めたのでもないですよ。あなたが決めたのです。もし欲しいのであるのならば、子どもが生まれるような状況を自分でつくって来ます。そのような体を持って来ます。あなたは子どもを受け入れるということを拒否して来た。子どもを産んでいく人生よりも、子どもがなくて自分の力を発揮する時代、そういう人生をあなたは望んで来た。だから、お子様ができないということ。
でもそれを、それ以外のことを、私は今世、やって来ますと、この救世の計画を通して自分の実力を通して頑張ってまいりますと、あなたはおっしゃったから、今の人生があるということです。ですから、それをいたずらに嘆かないで、あなたがやりたいと思った今世の貴重な人生を、あなたのできる限りの努力をもっておやりになることを私は望みます。
今ひじょうに子どもができないことを悩んで、不妊治療とか、男女産み分け法で頑張られておられる方がおられるでしょう。でも、そのような過程というものは、確かに環境的なことは確かにありますけれども、わたくしのような者から見ておりますと、大方がご自分で選択なされた方が多いということ。このような文化が爛熟した、このような現代的な時代になりますと、女性においてもひじょうに優秀な、有能な女性たちが出て来ます。
ひじょうに魂的にも、最終的な仕上げ段階に来ている者たちがたくさん出て来ているのです。そのような過程の中において、自分の能力をぜひとも発揮したい。まあ、自己実現というか、それ以外においても、救世の事業においても、自分は命がけでやりたいという思いが強いがゆえに、そのような家庭愛的な部分とか、やはり子どもにとらわれたくないという思いを、表面から、正面から打ち出して人生計画をつくって来る者も多いのです。
そのようなことにおきまして、今嘆かれることよりも、逆に子どもがいないから、そのような家庭の中で何ができるかということを最大限に、時間とかエネルギーは自由になるわけです。お金も自由になるわけですから。そのようなものを通して、ご自分の実力を発揮することをもって、神に、神様に対して、地上人類に対しての愛を発揮なさられることを、そのことがあなたの人生をより輝かされる結果になると思います。
きれい・ねっと 出版
「スピリチュアルメッセージ集68 マリア・テレジア」(アマーリエ著) より抜粋