メッセージ
メッセージの一部紹介
単に宗教的なもの、スピリチュアリズムの精神性の中だけにおいて、愛は説かれるべきものではないのです。愛というのは調和であり、分かち合いであります。そのようなものを社会システムの中においても、人びとがいたわりと、調和と、分かち合いということを、愛という名のもとに、人びとが神の子であるという誇りを持って、互いに助け合い、貧しい者に分け与えていったなら、どのようになるでしょうか。
文明国のトップの中には、いま、肥満と闘っている者たちがおります。食べ物を食べないように、いかにしたらローカロリーのものになるかということを、四苦八苦している者たちがおれば、アフリカの中には、食べる物もなく、やせ衰え、目が飛び出し、腹が膨れ、死んでいく子どもたちがいるのです。
そのようなときに、何が根本的に間違っているかと言ったのならば、分かち合いの精神が欠けているということなのです。
グローバルにものを見ていくのならば、一国、ひとつの圏、一エリアという感じでいるから、自分たちだけ満たされているから何の問題もないと思うのであるけれども、これからグローバルな世の中になっていったときに、人びとはこの地球人の一員として、脇で飢えて死んでいくかわいそうな子どもたちがいるのならば、自分がダイエットするために苦しむのであるのなら、その彼らに、少しでもおいしいものを届けようとしていったときに、世の中が貧富というもの、悲しみというもの、苦しみというものが、徐々に徐々に淘汰されていくのです。
そこまでいくには、一人ひとりの意識レベルというものの改革、向上というものがひじょうに、必然として要求されるのです。
そこの部分が、ほんとうにひとりの気持ちの中にわかっていったとき、人びとの気持ちの中に、ほんとうに宇宙の愛の神に生かされる、この地球の中に生きる、地球という惑星の一員であるという気持ちが、ほんとうに根づいた時に、人びとは自分のものを捨ててでも分かち合って、貧しい者たちに分かち合って、幸せを望んでいくことでしょう。
そのような思いがわからぬのならば、地球の未来はないということなのです。
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