アウグスティヌス

内容紹介

　レムリア・ルネッサンスの集会で、どの霊人がメッセージを降ろされるかについて、天上界の意向で決まることは多いのですが、その場に集うメンバーの構成を見て、決められることもあります。今回がそのようなケースといえましょう。出版記念懇親会に参加した中から新たなメンバーが入ってきました。その方はキリスト教の修道士として転生された過去世があったのでした。ほかにも同じホワイト系霊団に属する人がメンバーにいたこともあり、アウグスティヌス様が出てこられたのでした。
　アウグスティヌス様はキリスト教系でありますから、当然、その立場は立場としてあるのですが、すでにアモール様により愛の根本法が明かされておりましたので、それをふまえた形で貴重なアドバイスを与えてくださっています。愛は実践することに意義があるということは、ほとんどの霊人が語っていらっしゃいますが、アウグスティヌス様は「神の子として愛を全開にして生きる」、「愛のために知は使われるべきもの」、「神の愛を行動をもって生きる」と、独特な表現で語っていらっしゃいます。
今回のメッセージで注目すべきは、祈りについて説かれていることです。「本来の祈りとは愛の叫びそのものである」ともおっしゃっています。一人ひとりが自らの胸に、自らが理想としていることが何かを問いかけ、その実現を願うことが大切だと言われています。また、ビジョン化についても言及されています。未来の地球の姿を具体的なビジョンとしてイメージし、それを多くの人びとが共有することが大切なのです。
　私たち神の子はみな、神と同じ性質の創造力を持っています。その創造力を自らの欲望を実現させるために使っても、それは神が願われる方向ではないのです。我欲を手放し、神が理想とする世界を実現するためにその力を結集することが、愛の星地球を実現させるためには重要なのです。
今回のメッセージは、地球人類への課題がいくつか提示されています。それゆえ、今後、地上を改革する人たちに、ぜひ読んでいただきたいメッセージです。1回読んだだけではなかなか理解できないかもしれません。何度も読んでいただき、実践に生かしていただきたいのです。

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