自殺するということの罪の重さと死後の行き先

自殺するということの罪の重さと死後の行き先

 元気な若い肉体を持っているのに、自殺してしまう若者たちがいます。自分の命を殺めたという責任の重さは殺人と同じなのです。自分の命だからとおろそかにしてはいけない。神様からいただいた神様の命ですからね。
 命が永遠だということがわかったら、自殺なんてほんとうにばかばかしいことです。死んで終わりならば、自殺しても逃げ道はあるでしょう。でもほんとうは逃げ道はなく、原因結果の法則の中で、何倍にもなって本人に戻ってくるのです。霊界というのは、三次元よりも波長同通の法則がはっきりしています。同じ思いの人たちが集まり、地獄界から精霊界(※1)、神界(※2)、菩薩界(※3)、如来界(※4)、そして救世主の世界というふうに分かれています。自殺したならば、地獄という暗い世界にみずから堕ちることとなるのです。
 宇宙はすべて波長同通、原因結果の法則でつくられています。すごく平等なものです。誰かを罰しようとして地獄界に入れるのではないのです。その罪の重さ、その結果の責任をどう取るのかわかってないから、安易に自らの命を絶ってしまうのです。


※1 精霊界:四次元の一角にある、自分が霊だと気づき始めた人々の世界。ここであの世に慣れ、上の次元に進む人も多い。
※2 神界:民族宗教の神々や、学者などの専門家、聖職者など、神とは何かを求める人々が住む世界。六次元ともいう。
※3 菩薩界:無私なる思いで他の人々のために尽くすという愛を学ぶ段階にある人々が住む世界。七次元とも呼ばれる。
※4 如来界:無私なる思いで他人のために尽くすことを身上とし、さらに法が説ける人びとのいる世界。八次元ともいう。

アマーリエ 集会レポートより