その人の育った環境により、霊界への旅立ち風景はいろいろです。日本の仏教的風土の中で育つと、三途(さんず)の川を渡って霊界に行くことが多いようです。親兄弟で先に死んでいる者たちが、川の向こう岸に迎えに来ている場合がほとんどです。しばらくそこで昔話に花を咲かせます。彼らが霊界のことを教えてくれたりもします。
そこで、今回の自分の人生を大きなスクリーンで見せられます。一生が短いドラマのように展開するのです。誰にも見られていないと思って、人をだましている場合などもスクリーンに映し出されます。そのように自分に都合の悪いところもすべてあらわにされるので、「これは自分ではない。自分に似ているが他の人だ」と言って騒ぎ出す人もいます。もちろん他人に親切にしたり、助けたシーンがあればそれも映し出されます。そのような場面では、周囲から拍手が起こります。
スクリーンで一生を見たあと、「あなたの人生はどうでしたか?」と尋ねられます。自分の人生を振り返って、どれだけ人のためになっただろうかと、自ら判断することになります。プラスよりマイナスが多い人生の場合、しばらく地獄で反省することになります。自ら納得して行く場合と、納得できないけれども行かざるを得ない場合とがあります。自ら納得して行く場合のほうが、地獄から早く抜け出せるようです。
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