メッセージ
シュヴァンツェルと申します。あなた方の国の名では、聖徳太子というふうに呼ばれているかもしれません。
わたしの意気込みというものを伝えたいと思って、今日、出て参りました。
わたくしは聖徳太子という、過去、飛鳥の時代に出たその生命体だけだというふうに思われるかもしれません。しかし、わたくしは世界的な宗教界、世界的な神の国を、神の国のための計画を練るその一員にございます。
本来、日本神道が、もっと日本神道として教えを残していきたいということもあったかもしれないけれども、日本神道だけが力強く、教えだけで一色に染まってしまうならば、イスラム教ならイスラム教一色であるならば、そこに仏陀がお出になられたとき、どのような地盤が出てしまうか。そのためにも、日本神道の神々にはたいへん申し訳ないけれども、日本神道としての色を少し薄めていただけるようにお願いしてきたのが事実なのです。
ですから、教えが出ていないということだけではなくて、やはり仏教も入れなければいけない。キリスト教も入れなければいけない。あと、ほかの新興宗教、プラグマティズムというような、そういう光明思想も取り入れていかなければいけない。そのような、いろいろな雑多なものがこの日本という土壌にある中において、最終的な統合されていく世界宗教としての集大成の磁場として、この日本という国がその使命を果たしていける、そのような磁場をつくるために、わたくしはこのような多宗教を導入してくるという立場を持ちました。
それゆえに、一貫した宗教的な価値観というものが、生活の中に、国民の中に根づかなかったかもしれない。一神教であるならば、しっかりとその生活の中に、その人びとの心の中に根づくものなのです。
でもそれが逆に言うと、宗教に対する寛容性というのを生み、ほかの宗教を統合していくときに、柔軟なものの考え方ができるのではないかというふうにも理解したのです。
今は国境というものによって、高い高い塀のようなもので人びとが住み分けられ、違うものであると敵対し、憎み合い、利害関係だけで争っております。
本来、神の子というものは、地球に生きている地球人類としては、ひとつの民族なのです。「地球人」なのです。
本来国境をつくることが間違っているのです。
そのような高い垣根を取り払いなさい。
そのような高い塀を取ってしまいなさい。 そのようなことを今、神々はみんな言葉を変え、いろいろな個性を変えながら、あなた方に伝えているのです。
その垣根を払ったとき、地球上から、今は信じられないかもしれないけれども、あのベルリンの壁がなくなって、今統一した民族として、ドイツの方がたが仲良く暮らしている姿を思うのならば、あのかつての悲劇というのは考えられないことでしょう。
でも、あなた方は十分それを、その悲劇を目の当たりにしているはずなのです。それを思ったのならば、「国境をなくすなんて、ありえっこない」、地球統一政府のもとで、地球の統一宗教のもとに、神の愛のもとに地球がひとつになり、地球ユートピアになり、愛の星として生まれ変わっていく中で、あなた方が地球人類としてひとつとなるということなどあり得るわけがないと、今の者たちは声高に言うことでしょう。
でも、あり得るのです。
あり得る進化を、発展していった者たちだけが、宇宙文明の仲間入りをしていくことができる。
そのような発展と進化の過程を経て、今は高い文明を誇っている星々があるのです。
そのような過程の中で、宇宙改革の歴史の中において、この地球をそのような統一された神の星に変えていくがために、いかんがために、我々は長いときをかけながら、この日本から、この最終的ユートピアの達成のために、この使命を果たさんがために、わたくしはこの日本という国を預かって参ったのでございます。
その思いをあなた方に伝えたかった。
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