メッセージ
みんなが違うから素晴らしい。みんなが自分に正直に光を放つから、みんなの色合いで、明治維新もいろんな人たちの力があって、みんないろんな個性で高め合えたから、一つの舞台に、大きな芝居がうてたんだと、俺はそう思う。それが時代を変えていったんだよ。
あんたたちも時代を変えようとしている。
そうやって価値観を変えようとしていくときには、必ず、そういう節目には、そういう立役者のような、変革者のような連中が出てくるんさ。
だから、思想的に変えるんだろう、ルネッサンスだから。だから、あんたたちはまず、その理念的なものにおいて、自由な発想をもって、話ができるようでないと・・・。
自分自らが、人からどう思われたいとか、どう評価されるとか、自分の枠からはみ出られなければ、新たな精神復興なんていう、たまげたような理念を打ち出すことはできんと思うよ。
過去、何千年前の仏陀の教えが、ああ言ったこう言った・・・。高橋信次がああ言ったこう言った・・・。それだけの受け売りであるのだったなら、そんなものは、また新たな時代の大転換をできないだろう。
だって高橋信次の・・・、高橋信次先生、高橋信次先生とやらが言った話でもだぞ、それだけが打ち出されて世の中変わって、そのG会とやらが出てきた段階で変わってるはずだろうが・・・。
受け売りは、何も生まないってことだ。
高橋信次という人が出てきて、大いに日本の精神界は変わった。それは高橋信次っていう人がオリジナルだから、変わったんだよ、周りが。誰もその、あの人の偉大さを継げなかったし、あの人の受け売りを一生懸命やろうとした連中が五万といたけど、誰も世の中変えられなかったじゃないか。だから今の日本がこうあるんだろう。
だから、オリジナルが大事だってことを、さっきから言いたいんだよ。
高橋信次ほどの器の人はいないだろう、あんたたちの中には。それはわかる。でも、みんながみんな高橋信次になんなくてもいい。
一人ひとりが島春道になり、自分たち一人ひとりが、自分のものになっていった時には、それだけ神さんの力がどんどんこの地上に花開いてだな、神さんの子供たちとして、神さんの光の担い手として、この地上という舞台を彩ることができるんだよ。
でも、それがどんなに小さなものであってもね、オリジナルでなきゃいかんということだ。
オリジナルだけがこの地上を変えることができる。
オリジナルで生きるってことはどういうことか。
自分に正直に生きるってことだよ。
いろんな誘惑があるだろう、男だ。名誉欲。名声欲。権力欲。女もかわいい、少しでも若くてかわい子ちゃん抱きたいとか、いろいろあるかもしれん。
ねっ、だけどもね、そんなもんじゃないぞ。
もっともっと大事なこと、自分の中で捜せ。
自分で答えを捜せ。
何をしていくか・・・。
そして自分に正直になって、自分のオリジナルな光を燦然と輝かせ。
器が大きい小さいは、偉い人いっぱい出てる時代だけど、みんながみんな高橋信次、エルランティーとやらと同じようなことやったら、地球は爆発してしまうわ。そんな大きな男たちばかりおらんでいい。
なっ、時代の端境期といわれたときには、自分が小さくても精一杯生きた者たちが手を取り合って、そうやってみんなでいろんな波を起こしながら、時代をつくっていくのさ。
そうやって、ひとりじゃ・・・、ひとりじゃ、どんだけ西郷さんのように大きな、大木のような人間が出てきたってひとりじゃ、やはり時代の波には流されっちまう。でもそれほど大きくなくても、自分自らが使命を悟った者たちが、みんなで手を握り合って、川の中央にみんなで立ってみろ。
みんなで手を取り合ってみろよ。
そしたら時代の流れ変わるから。
押し流されないから。
けっして一人ひとりがそんなに大器である必要はない。
器が小さかろうとも、精一杯腹をふうんっとふんじばって・・・。
強い川の流れの中で両足さ、一生懸命踏みとどめて・・・。
それでみんなで信頼の手を繋ぐのさ。
みんなで協力するのさ。
そしたら、川の流れの中で流されないで、新たな流れの方向に水を流すことができる。それを俺は言いたい。
だから協力するということ。
大事なこと。
でも、それには並大抵な・・・。自分の決断、覚悟なしには、その道は・・・。手はつなげないということ。
誰かひとりが優柔不断な気持ちで、手をつなぐ気持ちを・・・。手を離したならば、その者が手を離して流されたのならば、他にいた者たちも一緒に激流に流されっちまう。
だから、不退転の気持ちを持つ者だけを神様は選ばれる。
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