夢をあきらめないでほしい
坂本龍馬 2006年8月26日の霊言
虚空蔵55 新撰組とは何度かこう、ぶつかっておられたと思うんですけども。
坂本龍馬 そうだね。
虚空蔵55 それだけですか?
坂本龍馬 彼らには彼らの思いがあったから、さっきから言っているようにね、みんなね、あんたたちのように、焦点を合わすような判断材料がなかった時代なんだよ。
一人ひとりが、自分たちのうずきの中で、自分たちが良かれと思うことに命をかけて、それぞれの方向を向いてしまったということがあるから。
でも、その時代が終われば、前、勝さんが出て来ただろう、レムリアの中で、「終わったらみんな、ひとつの時代をつくった登場人物だったんだ」と、な。
虚空蔵55 終わってしまえばそうなんですけど。
坂本龍馬 傷つけ合ってしまったかもしれないけれども、舞台を降りたら、みんな元の仲間さと。それを旧交を温め合って、もう一度そういう意味で、元の仲間に戻っていける、それが天上界に戻って来た時の、幸せな気持ちかもしれない。
虚空蔵55 でも、その生きておられた当時は、やはり「新撰組憎し」という感じだったんでしょう?
坂本龍馬 うん。それは、やっぱり自分が、限界でもあったと思うしね。そのための刺客も、ほんとうに俺は毎日毎日受けて、いつもいつも逃げ回ってたというのがほんとうのことだよね。
でも、それだからもうそれはもう終わったことだ。そんなことじゃない。そんなことを言うことよりも、今の日本がこういう、確かに世界をリードする国の仲間入りをしてくれたと。あぁそう、あの時代に、開国のために命をかけて、明治政府をつくっていくために、それぞれみんなが役割を果たして、「あの時代をつくって良かったなぁ」と、こっち来てうまい酒を飲める、それが俺たちの幸せよ。
その時代を生き抜いたっていうこと。だからこそ、その生き抜いた俺たちが命をかけてきたその上に、ほんとうの意味での本番は、あんたたちの時代の、あんたたちの運動にこそ、本番が、本来の、最も価値あるものが起きるのが、ほんとうはこの時代だったということ。
残念だよねぇ。ほんとうに俺は残念だって思ってる。でも、「残念だ、残念だ」と、「悔しい、悔しい」と言っててもしょうがない。
ちゃんと、立ち直りの早いミカエルっていう天使が、ちゃーんと次の計画を、この姐さん使って立ち上げちゃったから、「よっしゃ」と、やってくれるのは、俺たちの夢を引き継いでくれる。まだ俺たちが命を散らしたことが無駄でなかったと、その夢を、未来の地球につなげてくれる、そういう動きが出たのなら、「もう死ぬ気でやれ」と、「腹くくってやってくれ」と、そういう思いを、何度もここに出て来ては伝えていると、俺は思うよ。
あんたたちの動きのために、俺たちは命を散らしたんだよ。
そこの焦点がぼけて、俺たちのことを小説やドラマの主人公に仕立てて、スーパーヒーローのようにして、その身の周りのことを書き立てたって、逆に「俺たちはそんなことのため出て来たんじゃないんだ」と、「俺たちが頑張ったのは、現代のあんたたちがほんとうの意味でのいい仕事するために、俺たちは死ぬ気で頑張ったんだよ」と、それを今を生きる、日本に生きるあんたたちに伝えたいんだよ。
「ほんとうの主人公は、ほんとうのスーパーヒーローは、ヒロインは、今の日本で、このレムリアで、レムリアでなかったとしても、神さんのプロジェクトの中で死ぬ気で頑張ろうとしている、あんたたち現代人一人ひとりなんだよ」と、それを俺は言いたいんだよ。
もう終わったことは終わったこと。
明治維新というものの価値観から、動きから学ぶものがあるなら、大いに学んでいただきたいと、俺は思ってる。
だがなぁ、そんな終わっちまった、その細かいことばかりありがたがって、俺たちを祭り上げたって、ちぃーっともうれしくないってこと。
やれなかったこと、さっきも言ってるけど、子ども一人つくって、愛する女のことを守ってやることもできなかった、情けない人生だったと、そういう反省もある。
そんな男、それを祭り上げるもんじゃないよ。それより、ほんとうのスーパーヒーローは、あんたたち一人ひとりだよ。だってそうなる、なれるよ。
あんたたち腹くくるかどうかだけだよ。
この地球の未来を考えたなら、何をやりたいと思う、あんたたちなら?
腹くくったら、何をしなけりゃいけないと思う?
自分を守ることよりも、地球の未来のために命をかけて、散ってみせようと、それぐらいの覚悟で、これだけ教えてもらってる神さんの計画を、あんたたち一人ひとりが死ぬ気でやったのなら、ほんとうにそういう人間が十人、百人出て来たら、地球は変わるよ。
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