過去世よりも今世の実践こそ
日蓮聖人 2005年7月23日の霊言メッセージ
自分がもし失敗したことにより、この地球自体の存続が危ぶまれるような、そこまで大きな結果を引き起こしてしまったのならば、エル・カンタラーにおかれましても、さぞかしお苦しみは辛いことであると思うのです。
でも帰ってきたときに、ちゃんと新たな宇宙時代の幕開けを開いた、この地球というものが、愛の星に輝いていたのならば、「いやエル・カンタラー、あなたがあれだけの法を降ろしてくださったから、わたしたちがこれだけの仕事をして、フォローできたのですよ」と言って、ご本人にとっても、やはりお慰めをすることができるのではないかと、わたくしたちはそのように感じたのです。
ですからこそ、やはり今回、わたくしたちは、第三の計画に命がけであなた方に続行していただく。エル・カンタラー自体がおやり残しになったことを、我らが使命として、引き継いであなた方に伝えていこうと、この日蓮も深く思って、あなた方のところにお願いに出てきているのです。
わたくしにおきましても、ミカエルにおきましても、この計画の最初の当初の高橋信次、エル・ランティのときの立ち上げの時から実はずっといるのです。
ミカエルは高橋信次についておりました。わたくしもK会の当初からずっとついておりました。指導霊としてずっとついておりました。
ですからこそ、逆に言うと、ミカエルとかわたくしとかが力を合わせて、この第三の計画に対する意気込みというもの、今度こそだけは潰してはならないという思いというのがひじょうに強いのです。
そして、九次元十人すべてが、みんなで力を合わせて、あなた方のバックアップ体制に入っておりますから、いくらでもこのように知恵の泉が地上に降りるということをもって、あなた方の協力、そしてこの仕事の完成、完遂というものを、今わたしたちは悲願として持っているのです。
この地球維新ということは、それはあなた方が先ほど見ていたら、スピリチュアリズム、最近の中ではひじょうに言葉が出ていて、逆に誤解されるのではないかということをおっしゃいましたけれども、わたくしたちは大事な言葉を完成させていこうと思うとき、そのときは、他のものでも同じようなブームを起こすのです。
それが多くの人びとの認識の中に、共通認識に入っていったときに、急に変わった言葉が出てくると、みんなは戸惑うのです。でもいつの間にか聞いていたら、すんなりと受け止められるということが出るのですね。
例えば、高橋信次がこの地上におられていた時に、守護霊という言葉、指導霊という言葉、転生輪廻という言葉は、一部のほんとに仏教とか、一部の宗教をやっている方たちでしかなかったのです。
例えば、「守護霊を持て」とか、「守護霊がいない」とか、なんか、おかしなことを言う行者たちがいるようですけれども、そのようなことはありえないときに、やはり一部の変わった人たちだけがやってる宗教の中に守護霊なんて言葉があるというように思っていた。でも今やどうでしょうか。守護霊というものが間違った形であるにしても、いろんなところで語られるにつれて、今や守護霊、指導霊という言葉が共通認識として、普通の方たちの中にも入ってきているではありませんか。
ですから、地球維新という言葉が、キーワードであるからこそ、様々ないろいろなところで、まあ間違った形であったとしても、興味本位であったとしても、そのような言葉をいろいろなところで導き出して、そういうのを表面に出して、サイトに出していくことによって、共通認識として人びとが、大衆の中に受け入れられやすいような、土壌というものをわたしたちが準備しているということが事実なのです。ですから、それだけキーワードであるということ。
これを、地球維新をしていく。地球を変えていく。
地球規模の大宗教改革である、大文明改革であるということを、わからなくては、この地球の星の成長とは今回はならないのです。
それをエル・カンタラーはおやりになろうとしたのです。
エル・ランティはそれを望んでおられるのです。
ですからその一宗派と、G会だけだとか、日本の中だけだとか、そのような一宗派の中だけのような、そのようなけち臭い発想ではなく、人類を救うための大救世計画の、最後の総仕上げの時期が今この地球維新、地球維新ということですねぇ、それをもって、今行われようとしている。そのために選ばれた言葉であり、そのために明治維新というものも行われて、それがひとつのサンプルになっているということなのです。
宇宙文明の中に、宇宙の光の星として、一員として認められていくために、そのために地球人がもっともっと、共通認識を高く上げていかなくてはなりません。
そのような、ある意味で宇宙文明の仲間入りをしていく、そのような段階にいくには、地球人自体の心を変えていく。垣根を取り払っていく。宗教、国家、そのような障壁をすべて拭い去って、大いなる神のもとに一丸となって、みんなが手を取り合っていく。
そうすれば、教会とか、神殿とか、ドグマとか、教義とか、そのような型どおりの祈りとか、そんなものは何もない、ひじょうにシンプルな世界になり、その中でみんなが心から愛に生き、神の子であるという共通認識の中で、善意に生かし合って生きていく、捧げ合って生きていくことができる。そのような時代というものを今神は望んでおられる。
そのようなことをしっかり明言することです。はっきりと打ち出すことです。それを初めての方たちにとっても、はっきりと言うことなのです。
だから、G会とか、K会に対する後始末ということもやってきました。でもそれが終わったならば、K会の者たちですら気づいていないこと、K会にいる者たちですら、方向性を最後まで告げられなくって、終わってしまったこと、それがこの宇宙文明に対する方向性 。宇宙の法を説かれてこそ九次元なのです。宇宙界の方たちなのです。
その宇宙の法を説かれるためにエル・ランティが、エル・カンタラーがお出ましになられたということをもちましても、宇宙の法を説く時代が今来たということ。それをK会ではほとんど説いてはおりません。
それを逆にいうと新たに出していくのがレムリアなのです。
レムリアこそが宇宙の法を説いていく。
これは九次元が説く法なのです。
それを今レムリアが降ろせるということ。
ここにおいては、別にK会がとか、G会がどうのこうのということを少しもあなた方が遠慮することはないではありませんか。
だからここにおいて、あなた方オリジナルの、レムリアとしての宇宙の法を出していきなさい。
それこそがほんとうの地球維新をしていく、地球人を根底から救っていく、愛の星に変えていく、大改革に、革命になっていくのです。そういう精神革命なのです。
宗教などという小さなものではなくて 。
それは初期の、原始形態においては宗教というものがあって、高級神霊というものが、神という諸天善神だとか、菩薩という形をとって、神という形で人びとの前に出て善導してきました。でもこれからは、わたしたち出てきたその高級神霊であっても人格霊である 。神というのは根本的な宇宙を貫く愛であり、愛の摂理であり、法則であるという、だから人格を持つものではないと 。そのことがしっかりと認識できたのならば、皆が愛し合うべき神の子であるという、その共通認識において、地球でみんなが手を取り合うことができるはずなのです。
そのような、もう発展途上の、地域的な、ローカルな意味での宗教、イスラム教であるとか、仏教であるとか、そのようなものはもう一度投げ込まれて、なくなって、もっと神理な形態で、でもシンプルになるということは、けっして原始化することではないのです。シンプルに高度化するのです。
高度化していったのならば、余分なものはいらないのです。
首から十字架をぶら下げなければ 、いいですか。曼荼羅をぶら下げなかったらば、信仰ができないなど 。そしていつも、「神よ、キリストよ」と言って、お題目や何かを唱えながら、大声で神の名前を呼び続けるような、そんなことをしなかったら、神を信仰できない、神の子の証明にならないなどというのが、ひじょうに原始的な段階であるということなのです。
そういうものは全部捨て去り、ほんとうに着の身着のままそのままで、あなた方は神の子なのですよ 。神の子ということは、愛の神の分け御霊(みたま) 、愛の光の奔流をあなた方もいただいている、愛の化身なのですよ。だから、愛し合いなさいということを、愛し合おうと、みんなで手を取り合っていこうと 。
それでいいのです。それこそが本来の根本的な神理なのです。
ですから以前カイトロン様がおっしゃられていたように、わたしたちの星では科学だといっても、宗教はないのだということをおっしゃっていました。
高度な星に行けば、宗教はないのです。
宗教ではないのです。 自分が神の子であるという、愛の根源と一体となって、日常生活を、地上を生き抜く、そこに少しも表裏や分け隔てがないということなのです。
今の人たちは、信仰だ、信仰だと、偉そうに言っている方に限って、地上生活においてひじょうに裏表がはっきりしていたりするではありませんか。それはやはり欲というものから逃れられず、そこの中で自分の心の中に、様々なよどみをつくっていく 。そこに悪霊がつけ込んできたりとか、そういうのがまだ原始レベルの、わたしたちが言う小学校レベルの段階の星であるということなのです。
そのようなことが、わたしたちがあなた方を見て、すべて気持ちがもう見られるように、どんなに表面だけでいいことを言っても、すべて、神様はわたしたちの世界ではみんな見通しているのだということがわかったのなら、最初から嘘をつくこと自体が無駄だということがわかってくるはずなのです。
今やっているような、この間も言ってましたように、ネットのようなこと、生きてるあなたたちが見ても、おかしくて笑ってしまうような嘘であるならば、わたしたちの世界から見たのなら、何をやっても無意味なこと。それがわからずにやり続けるということ自体が、まだまだ悟っていないのだということなのです。
ですからあなた方におきましても、これからやること 。今までの尻拭いも大事でしょう。でも、高橋信次の名前を出すことで軋轢があるのならば、レムリアが、レムリアとしてのオリジナルを、独自性のものを打ち出すのはこれからなのだということを、わたしは今日伝えにきたのです、あなたがたに。
これから地球維新というものを出していきながら、あなた方レムリアが、何をして地球をどのような方向のビションの中で、地球人全体を、やさしい、根底から根こそぎ神の子として自覚させ、光の方向に導いていくか。これがある意味で山場だったのです。エル・カンタラーがおやりになる山場がこれだったのです。
日本から発信していく。そのために日本は経済力を身につけたのです。イニシアチブを取れる言論の 、言論が世界に向かって発信できるような、そのような世界的な先進国であるということが、ある意味で条件であったから、経済的にも発達させていったのです。
それはなぜか。やはり日本から発信したものが、一目おかれる必要があったのです。後進諸国ではやはり認められないのです。
ですからこそ、仏陀はこの日本に下生され、そのために、日本の経済大国としての、今までのいろいろな方がたの努力があったということなのです。ですからそれを無駄にしてはなりません。
この日本という地盤が 、土壌というものを通したのならば、エル・カンタラーほどのことはできなかったとしても、あなた方がそのご意志を継いで、みんなで力を合わせれば、必ずやその方向にいけるはずなのです。最後の、最後のひと踏ん張りがなかったということなのです。
大衆に対する救済の愛というものが、愛が欠けてしまったから、やはりそのように知だけの高みだけで、自分偉しとする気持ちから、墜ちていってしまったというのが現状なのです。
ですから、知の高みというものは出さないと馬鹿にされるということがあったけれども、知の高みが結果的に実際の行動の愛に広がって、大衆救済の愛になっていかなかったら、この大救世運動は少しも完成を見なかったということなのです。そのビジョンというのが、今までのK会でも打ち出していなかったはずなのです。見えなかったはずなのです。
そうなのです。当の救世主である本人自体がもう見えなかったのですから、そこにいる会員、光の使徒たちは、わからなかったのです。
それを出すのがレムリアなのです。その方向性が誰もわからない。神のお心というものがわかる者が光の使者というのです。その計画をあなた方に告げます。ですから、この世において、易しい言葉でいいです。ですからこの日本という場所で、このレムリアから発信していきなさい。
そして、つまらぬ、過去終わったことに関して、いらぬ軋轢をつくらぬこと。そんなものは、それに執着していたい者たちに与えなさい。
そしてレムリアがこれからやるべきことを、しっかりとビジョンを決めて、本来がここからが正念場であるということ。そのことの仕事にやっとレムリアが、正念場の本来の仕事に入ってきたということです。
普通は降ろせないのです。九次元のお心を、それも宇宙の法に至るようなことを 。今までの過去、イエス・キリストと呼ばれる方、モーゼと呼ばれている方、孔子と呼ばれている方、できたでしょうか。それはあの段階においては、あくまでこのためのステップであったのです。愛を説かれ、慈悲を説かれ、正義を説かれました。
そしてわたしたちが中興の祖として、仏教の様々な神理を降ろしました。でもそれは今日この宇宙の法に至るための、その壮大なビジョンのための、基盤でしかなかったということなのです。
そのことを考えたのならば、皆様方は最後の集大成をしていただくということ。そしてその集大成の、九次元の意向というものを、今降ろせるということ。そのことはひじょうに難しい。でも降ろすことが叶った、奇跡というものを我々は神に感謝しております。
ですから、これを降ろしたのならば、それを行動実践していくのは、この地上に具体的になしていくのは、あなた方であるということです。そのことまでわたしたちに依存してはなりません。それはやれることを見つけていったのならば、必ずや出てくるでしょう。
できることをあなた方の力とし、神の使徒としての仕事として、地上にあなた方の知恵を出し合って、ぜひとも具現化されていただきたいと思います。
新たなレムリア本来の仕事に入ったということを、今日は申し上げに参りました。
レムリアオリジナルの仕事。そしてそれこそが大救世運動の真髄であり、山場であるということ。
それをあなた方が打ち出していったのならば、それは時の流れの中で、必ずや一般的なものの中に共通認識として広がり、そして、次に出た者たちが、それを今度具体的に動かしていくでしょう。
だから今あなた方が、この天上界の意向というものをしっかりと出していく。
そしてレムリアオリジナルのものである、第三の計画が単に中継ぎ役などではなく、逆に言うと、第一第二の計画ができなかった最後の山場を、ほんとうに地上に映し出すことができた、降ろすことができたのが、第三の計画であった、レムリアであったと、そのような誇りをもって、あなた方はその計画の今回の使者であったということを、胸を張って帰って来られるような、そのような仕事をなさっていただきたいと思います。
それだけ価値がある仕事であるということ。そのようなことを申し上げておきます。
ですから過去の団体については、もうほどほどにしておけばよいのです。彼らを説得しようと思っても、あとは彼ら自身の修行になってくるのです。ですから、あなた方はそれ以上かかわりあうことはないということを申し上げておきましょう。
書籍
タイトル | スピリチュアルメッセージ集56 日蓮聖人 |
出版 | きれい・ねっと |
ISBN | ISBN-10: 4434211013, ISBN-13: 978-4434211010 |
価格 | 1,200円(税抜) |
内容 | メッセージ本文とともに、平原春彦氏による解説を収録 収録された霊言をそのまま本文にすると共に、収録に立ち会われた平原春彦氏が霊言ごとに当時の背景の解説、および使われている用語の解説をされています。これにより天上界から降ろされた一つ一つの霊言の意義をより深く理解することができます。 |
購入 | 取扱書店, ウェブ販売(きれい・ねっと) |
音声CD
タイトル | スピリチュアルメッセージ集55、56 小桜姫、日蓮聖人 ライブ音声CD |
出版 | きれい・ねっと |
ISBN | ISBN-10: 4434211080, ISBN-13: 978-4434211089 |
価格 | 2,000円(税抜) |
内容 | ライブ音声 今回、書籍に合わせてアマーリエを通して降ろされたライブ音声を収録したCDも同時発売いたします。個人情報等の関係で、人名等に関しましては消去しておりますが、天上界からの霊言をそのまま公開しておりますので、直接、その言霊にふれていただくことができます。 |
購入 | 取扱書店, ウェブ販売(きれい・ねっと) |
同時収録 2005年7月21日 小桜姫 「人びとの幸せのために生きること」
2003年06月21日 日蓮聖人 「レムリアの立ち上げに際して」
2003年08月09日 日蓮聖人 「悟りと霊道」
2004年08月20日 日蓮聖人 「女神のもと仏弟子が法の再編纂を」
2004年10月30日 日蓮聖人 「インターネットを利用した今後の活動方針」
2004年11月25日 日蓮聖人 「法の編纂とは」
2004年12月11日 日蓮聖人 「覚悟と決意のない者は置いていかざるを得ない」
2005年01月22日 日蓮聖人 「本来の法の編纂という佳境にはいってきた」
2005年03月03日 日蓮聖人 「世界中の眠れる光の天使たちへ法を伝えよう」
2005年10月06日 日蓮聖人 「新たな志高き者たちとともに」
2005年10月20日 日蓮聖人 「霊障への対処の仕方」
2006年01月14日 日蓮聖人 「今こそ救世運動のバトンを世界へ」
2007年04月09日 日蓮聖人 (タイトルなし)
2007年04月21日 日蓮聖人 (タイトルなし)