神理の法灯を世界に向けて
大天使ミカエル 2006年12月16日の霊言
ミカエルでございます。ここのところ、しばらくレムリアのほうには参りませんでした。皆さま方が新たな局面を築かれる今この時、私のほうから一言申し上げたく、今日参上いたしました。
いくつかお伝えしたいことがございます。
この、あなた方が今頑張っておられる書籍の一般伝道に向けて、今ようやくこの時を迎えることができたということ。それが天上界の者たちにとって、いかに悲願であったかということ。そのことを今一度認識していただき、この時を頑張っていただきたいと思うのです。
数々のことがありました。数々のことを乗り越え、ここに法の流れを断ち切ることなく、ここに集大成できることを、心より神に感謝いたします。
そして、そのためにご尽力くださっている皆さま方のご努力、そしてそれを後押ししていただいている方のお力に、我々天上界の者一同、心から感謝しているということをまずお伝えしたいと思います。
今まではあなた方に、この15冊ほどの、いや、すべてあわすと約20冊ほどの書籍になるぶんだけの霊言をとるために、なるべく表だったところに出ないように、そしてなるべく身内でひっそりと磁場を浄化することにより、霊言をとることを主眼としてレムリアはやってきたのです。あまり多くの者たちがいて様々な雑念を持ち込むと、霊言の磁場が歪(ゆが)んでしまうということが原因でした。
しかしある程度、我々天上界の真意というものが地上に降り、あなた方にも神理の知識の基礎というもの、そして今までの流れを、どのように法の内容を選(え)り分けるかということ、そのことがしっかり書籍の中に著されたので、これからは、多くの方々にこの神理の書をお届けしなくてはいけません。
もう今までのように隠れている時代は終わってくることでしょう。少しずつ人々の前に出ていく時もでてくることでしょう。今まで霊言をとるということを中心にしてきたので、この者をあまり前に出すことは極力避けて隠してきました。そして、ある程度レムリアの霊言というものが定着して社会に認められていったあとで、この者は人の前に立ち、もっと、講演会とか、多くの者の前で神というものを語る、そのようなところに出ていかなくてはいけないのです。いつまでも怖じ気づいて、人の裏に隠れているようではいけません。
最後、残された人生の中で、できる限りのことをしていきましょう。残された時の中で、いかに多くの方たちに、この霊言と天上界の計画ということをお伝えできるか、それをやっていかなくては、戦闘系が立った意味もないということなのです。
「戦闘系」というのは、ただ魔と戦っているばかりが能ではないのです。戦闘系の本来の意味というのは、「推進力」という意味なのです。法というものが出たとき、多くの人たちはそれを広げていくときに、エネルギーがいるのです。様々な苦難、艱難(かんなん)が目の前に立ちはだかったとき、それを切り捨ててでも道をつけて広げていく。
ですから、法が立つ前、文化が立つ前、必ずアレキサンダー大王のような、ああいう人たちが道をつけていくという、そういう過程がある。それをやっていくというのが、ある意味での戦闘系の者たちの、道筋をつけるという意味での使命でもあるのです。
この第三の計画は、私ミカエルがモーゼ様のご指導のもとに立てた計画であります。これは、本来であるならば、繰り返しますが、発動されるべき計画ではなかった。これは本当にセキュリティという意味で立てられていた計画でしかなかったのです。本来であるのならば、仏陀の段階で、エル・カンタラーの段階で具現化されて、世界救世運動というのが広がっていくと、それを私たちも念頭に置いておりました。
でも、そういうことがまかり通らないほど、この地上というのが悪想念に満ち、人びとの心が荒(すさ)み、光というものが広がらない時代であったということです。そして、指導者自らが道を誤ってしまったということをもって、我々はその先につなぐ道を考えたのです。
九次元の法は、やはり九次元によって継承されねばなりません。そのためにもあなた方に中継ぎという役をお願いしていました。でも、九次元のマヌ様のご協力あって、九次元の法の継続というものが降ろされたので、ひじょうに大事な部分はもう降ろされたということなのです。それ以外に興味のある方もおられるようですが、天上界としてみますと、宇宙の法に至るまで、愛の法、アモール様の法、実にこれだけの多種多様な法を、九次元でないと言ったら失礼ですが、九次元ではないあなた方を通してこの地上に降ろせたということ、そして書籍化できるということ、それを私たちは本当に感無量の思いで今いるのです。
この法の種が地上に降りていったのならば、これから多くの人びとの手元に渡っていき、この地球は大いなる新たな時代を迎え、人々の精神的目覚めを伴い、霊的な目覚めを伴い、新たな時代を築くことができるでしょう。
そのためにもぜひ、この種を固い石の上に落とすだけではなく、種をどこかに隠して腐らすのではなく、種を豊かな土の中に蒔き、多くの人びとにそこから芽をつけ花を咲かすような、そのような法の息吹きというものを実らせて、多くの人びとに、ひとつの時代をつくる、照らす、ひまわりのような存在として生長するような、そのような種の蒔き方をしていただきたいのです。
今のこの書籍の中から、どうして次の時代の文化が生まれるのかと、まだ訝(いぶか)しく思われる方もおられるかもしれません。でも、専門的なことになれば、また時代が変われば、それを応用されていく方が出てくるのです。今、何もかもしようと思ってはいけません。今は間違ってしまったもの、弾圧されていたもの、途切れようとしたものを、もう一度法灯をつないだのです。法灯をつなぎ、法の種を、前の時代を知っている方々の手を通して、今ここにつなげることができた。そしてそれを、仏陀がやり残した次の時代に向けて、この法の種を実らすために世界中に発信するということをやれば、それだけであなた方の使命は十分なのです。
そしてそれをまた使って、次の時代に、大きな大きな、あなた方の蒔かれた法の種から、ひまわりのような素晴らしい文化が、素晴らしい大輪の宇宙文明という素晴らしい豊かな時代が、神の花壇が豊かに花開いていく時代というのが、次の時代に来るということ。
それをどうかあなた方は信じていただきたいのです。
そのためにも、今この法の種を無駄にしないでいただきたい。
これだけのものを降ろせたということ。
ちゃんと、間違ったもの、正しかったものを選り分けていただいたということ。
道標(みちしるべ)をつくっていただけたということ。
これだけでも偉大な偉大な業績であるということ。その先を焦って、そこができないからと、どうか思わないでいただきたい。
この計画は、決して、自分の自己の夢を、自己の思いだけを達成するために組まれている計画ではないということです。無心に、虚心に、自らを無にして、この天上界の計画のために、命がけで身を投げ出して頑張っていただく、そのような覚悟を持っていただきたいのです。もし、自分が自分が、という思いがあると、そこにもっとも危険な魔の爪を立てられてしまうのです。「自分が」が捨てられない者は、なかなか無の境地にはなれず、これから先、やればやるほど危険な目に遭うのです。確かに自分を高めることは、今世自分の修行を極めながら、自らを成長させていくことは大切なことでしょう。もし、今という時代でないのならば、あなた方も、様々な時代にひとつの目標、自分の努力目標というものを立てて、青写真、計画を立てて、あなた方は常に修行し、転生輪廻を繰り返されたのです。
でも、今世はそれだけではないのです。自分が修行したいから、このような目的が欲しいからといって、立てて、それで一生を終える人生ではないということなのです。
私もこの計画を発動する段階で腹を括っております。命を賭けているのです。この地球をなんとしても、いつまでも魔界の者たちに蹂躙される不自由な暗黒の星にしておきたくはないのです。地球意識をいつまでも苛(さいな)むような、そのような惑星のレベルにしておきたくないのです。もっと自由に神の子であることを謳歌し、皆が自由に伸び伸びと、幸せに、自らの才能を開花していけるような、そのような愛の星にしていきたいのです。
そのために今、サタンたちに負けるわけにはいかないのです。そのための最後の大救世の運動であったということであり、この計画が練られた根本的な意味があるのです。この今、最後、クライマックス、土壇場に来ているということ。この時に、ここまで来たのならば、最後はもう一息なのです。この法の種を人びとの手に届け、そしてそれを、人びとの心の中にその種を落としていくということ、それをすれば、次の時代の者たちがそれを文化として花開かせていくことができるでしょう。そうしたならば、明治維新のように世界維新となって、ひとつのうねりの中で、怒濤のごとく地球が愛の星へと変わっていく時代がくるのです。
焦ってはいけません。すべてはステップ・バイ・ステップで起きていくことなのです。
あなた方が高橋信次を見、ORエル・カンタラーを知っているあなた方がまだ生きているうちに、この修正をできたということ。そして我々の言葉を継続して霊言をとることができ、継続して書籍に出すことが、これだけ全20巻近くの書籍を出すことができたということ。これだけで、今回の仏陀たちの仕事の大半というのは成就されたのです。あなた方が協力してくださったからこそ、やりそびれていたエル・カンタラーの仕事を補っていただけたということなのです。
これをもって世界に広げ、そして多くの人びとを感動させていくには、まだまだ時間がかかるかもしれません。でも、多くの人びとが、世界中に生まれてきた光の天使たちが、その時を待っているということなのです。
以前にも言いました。みんなが日本に生まれたかったけれども、日本に生まれるだけではない、力のある者が各国に、全世界に散らばりながら、日本から発信される法灯を、法の種を、法の光を待って、それをまた次の国々へと広げるために立っている光の天使たちも、待っている光の天使たちもいるのです。その彼らのことを考えると、どうか、インターネットで、書籍で、英訳本で、海外に広げていただきたいと思うのです。
そのためには順番があると思います。まず国内で実績をつくること、業績をつくることです。そして、レムリアの霊言として定着していったのならば、あなた方も、多くの方々が仲間として寄ってくることでしょう。体制としても大きくなってくることでしょう。
その先に出てくることは、世界に広がっていったあとに、今度はあなた方も想像しなかった光の天使たちの力により、次の展開が広がってくるということです。その時になったら、また私のほうから通信をいたします。
ここまでやり終えたということ、それは素晴らしく、今年の最後を締めくくるにあたって、天上界においてもっとも祝福された仕事であると私は思っております。この運動を通し、つながることにより、皆さま方はご自分たちの究極の卒業試験を受けられるのであると。どのようにパスしていきたいかを考えるのは皆さま方です。そして、あなた方が望む望まない以上のハードルが高いのも、今回のこの救世運動の、第三の計画の醍醐味でもまたあると思うのです。
どうか皆さま方、覚悟を決め、虚心な思いで、無心な思いで、私に、この神の計画の実行のために、今世の命を、そして、あなた方の知恵を、力を貸していただけるよう、お願いしたいと思うのです。
かれこれ、この者にメッセージを伝えて十年の時が経っております。そして具体的に動き、そして、このように書籍が大型書店に並ぶ時代が来るとは、ほんとうにこの者も思っていなかったでしょう。
でも、真実のものというのは必ずや時代の中に残り、形を残していくものです。これだけ霊天上界が命がけでバックアップしている計画であります。これが残らないわけはないのです。この時代において、ここまで来れたということ、それを、天上界を代表し、この第三の計画の責任者として、発案者として、私が今日、この12月、今年を締めくくるにあたって、皆さま方にお礼を申し上げるために今日参りました。
どうかこのまま皆さま方のお力をお借りして、来年度以降ますます発展するレムリアとして、お力を貸していただけることを、ここにお願いしたいと思います。ありがとうございました。
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