メッセージ
彼が地球霊界において、マイナスのダメージを与え、地球というところに地獄界を拡大させていった。そのために、地球がステップアップできない。毎度毎度、アトランティスにおいても、レムリアにおいても、ムーにおいても、ゴンドワナにおいても、常にステップアップが遅れてしまう。「他の惑星においては、地獄界というのがあってもこれほど拡大しないのに、地球の霊界には、こんなに巨大な地獄界ができてしまった」と、他の惑星の者には、地球が劣った星のように言われますが、それは違うのです。ほかの星にはルシがいないのです。
わたくしは、エル・ランティもそうですが、地球にあの男を連れて来たという全責任において、彼を天上界に還すことを許さず、力の限り地獄に封印したのです。封印ができたのはわたくしだけだと、聖書に書いてあるかもしれない。それは、宇宙の正義と平和を維持するという、「エクスカリバー」という封印の剣を、わたくしが授かっているからなのです。
だから、その聖書の中に書かれていることは、表象的な部分においては真実であります。しかし、はるかそれ以前からの因果関係があって、このようなことになっているということ。それをわたくしは、地球に来て初めてあなた方人類の前で明かします。これは言ってはならない掟(おきて)の中に入っていたことです。しかし、何ゆえに今ここにきて話す気になったかと申しますと、当然エル・ランティの許可を得てのことでございますが、この間、聖アントニウスにより「地球の使命」ということが明かされたからなのです。
そこにおいて、「地球がこのようなリスクを負ってでも、究極の二元論というものの中において、多くの者たちを受け入れるという、無限の赦しと受容性というものを、それが混乱を招くということを理解しながらも、それでも恐れずに挑戦し、受け入れて、そして、最後は必ずや神の義が勝つのだということを文明の中で証明してみせるのだ」と、地球のプリンスはそういうふうにおっしゃられ、その使命を引き受けてくださった。気高き性格の地球であったということです。
そして、この地球という惑星において暖かく受け入れられ、神の子として修行する機会を、ルシはもらっているのです。地獄の底につながれているように思うけれども、その中で居場所を許されています。反省をし、「また神の子として出直したら、いつでも迎え入れて抱きしめよう」と言って、エル・ランティはじめ九次元の方がたも、そして、わたくしたちも、みんなルシを待っている。そのような状況を提供していただけたということは、ほんとうに地球があってこそのことであります。そうでなかったら我々は、彼を連れて流れ歩かなくてはいけなかったのです。
その彼をこの地球に、愛を注ぎながら受け入れ、さらに、その負荷をあえて受け入れながら、地球意識は、ご自分の使命を果たされようとする。「その気高い自己犠牲的な、その愛の崇高さに、みな敬意を表している」と。「それがあなた方の住んでいる地球の美しさですよ」と。「そんな素晴らしい星にわたしたちは住んでいるのですよ」ということを、今回ぜひ伝えていただきたいと思うのです。
考えてみれば、哀れな男だと思います。
でも、わたくしはどうしても彼を憎むことができない。彼を見捨てることができない。エル・ランティも、ミカエルと同じ思いであると思うのです。最後、もし、これ以上だめとなったら、わたくしがまたルシについて、他の場所に行きます。彼が理解し、わかってくれるまで、彼と共に生きていこうと思っています。
ルシという男を、どうか受け入れてやってほしいのです。ただ、受け入れるということは、けっして相手のトリックに引っかかり、相手の策略に負けることではない。愛というのは、ほんとうに強い強い精神力と、そんな惑わしを受けないだけの正義、そして、自分自身に底力がなければ、真の愛の行為というのはできないのだということ。そのことを学んでいただきたいと思っております。
書籍
タイトル | ガイアの祈り 光ある愛の星にアセンション Kindle版 |
出版 | レムリア・ルネッサンス |
形式 | Kindle |
ASIN | B01CLG3048 |
言語 | 日本語 |
発売日 | 2016/3/4 |
価格 | 1,000円 |
その他 |
関連メッセージ
- 1998.05.02 大天使ミカエル
- 2002.11.21 大天使ミカエル
- 2004.08.21 大天使ミカエル
- 2004.10.30 大天使ミカエル
- 2004.12.11 大天使ミカエル
- 2005.08.19 大天使ミカエル
- 2005.12.17 大天使ミカエル
- 2006.07.08 大天使ミカエル
- 2006.12.16 大天使ミカエル
- 2008.06.15 大天使ミカエル