須佐之男命

内容紹介

　須佐之男命は天照大神様の弟で、ヤマタノオロチを退治した話はよく知られています。一般には、それも神話の世界の物語にすぎないと思われているのかもしれません。しかし、実際に須佐之男命はこの地上に生まれ、大和の国建国のために大いなる力を発揮されたのでした。第二の計画では、須佐之男命は裏界の住人で法力重視で、どちらかというと見下されていました。法を担当する方からは、そのような認識となってしまったのでしょう。魂に上下はないのです。個性としての役割の違いはあります。どのような期待を込めて神から創造されたのかということなのです。
　今という時代は、地球維新に向けての草創期といえるのかもしれません。そのような時代認識があるならば、今、地上にある肉体をどのように使って貢献できるのか、私たち一人ひとりが自問自答し、答えを出すべき時代を迎えているのではないでしょうか。
　科学は発達して物は豊かになりましたが、人びとの心は愛に満たされているでしょうか。感謝と報恩を忘れてはいないでしょうか。地球に対する感謝ということを言われるようになりましたが、地球には多くの自然霊がいて、私たちの生活を支えてくれているのです。そのことに気づきもせず、自分たちが地球を支配しているかのように錯覚して自然を破壊してきた結果が、さまざまな異常気象や天変地異として表れています。神は罰を与えません。自分たちがやってきたことの反作用が地球人類に降りかかっているだけなのです。
　地球環境に感謝して日々を生きているでしょうか。核兵器で破壊してしまったら、地球の自然環境はもう元には戻らないのです。そうなる前に、地球人類は自らの愚かさに気づかなければなりません。自分たちがやってきたことを振り返り、自分にできることを探して実行することでしょう。
　今回のメッセージには龍神たちの話も出てきます。須佐之男命様は龍神たちの協力を得ながら仕事をされたそうです。龍神たちの協力を得られるような男になるにはどうするか。気のエネルギーを使いこなすという話も出てきます。自分は法力系ではないから関係ないと思っていたら、それほど大きな貢献はできないでしょう。歴史に残るような業績を残した者たちはみなそのような力を使いこなし、龍神や自然霊の協力を得るに値した者たちであったようです。今後、地上で社会改革をブルドーザーのようにやっていく者たちには、絶対に読んでほしいメッセージです。

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