宇宙から地球を見るという視点
ハロルド 2006年2月2日の霊言
さっきから言っていることは、あなた方の認識の中では、まだまだ根づいていないかも知れないけれども、今までとは発想のベクトルが違うということ。それでありながら、あなた方がエル・ランティやエル・カンタラーに説かれた法として、地球的な言い方で言うのならば、
魂は永遠であり、転生輪廻をしていて、そして人間はみな神の子であると言われている。
神は外にあるのではなく内にある。
神の子としての自らの魂の中に、永遠の宇宙のエネルギーに通じるものがある。
神は宇宙を貫く愛のエネルギーであり、法則である。
それは宇宙を航海している我々から見たら、ひどく常識的なことであり、あなた方の世界で言うなら小学生でも知っているようなことなのである。そこに、あなた方地球人が認識に至るまで、それをほんとうの意味で人生の基本的な価値観として生きることができるか。それが私の言う、発想の次元が異なるところにあなた方が至らなくてはいけないという理由なのである。
そのために、その方向に導くために、あなた方レムリアの計画もあるのだということ。それはけっして宇宙ものの中だけで、それだけが独立して空回りしているのではなくて、今まで学んできた地球系の神理というものに、しっかりと根ざしたところの延長として、我々のこの次元にくるのであるという、一貫性という連鎖の中に、神理というものがちゃんと説かれているのだということを証明するところに、レムリアの意義というのがあるのだと私は思う。それだけの偉大な法であると思う。
それを一から建て直すのはたいへんなことであり、それをやるために高橋信次、エル・ランティという方が出られ、そして、エル・カンタラーという方が出られていたのであるから。そこで完結できなかったけど、しっかりとした根は下ろしているわけだし、あなた方がしっかりそれを選り分けたのだから、その先にしっかりと、その上に大きく幹を張り、枝を張り、葉をつけ、花をつけてほしいと思う。
神理の大きな太い幹は、しっかりと根づいているのだから、あと、それにさまざまな彩りをつけていただきたい。そして、天高く、宇宙までも届けと、愛の神理を語ってほしい。それを伝えてほしい。そこのところまで至れば、レムリアは大成功であるということを私は請け合おう。
けっしてこれで終わりだというふうな、失敗したというような結論を導く必要はない。そこさえ出れば、また次の者たちがあなた方の援助をしに、協力をしにやって来るでしょう。そこの根本をエル・カンタラーは塗り替えて、歪めていってしまったから、天上界とのパイプというものをつまらせてしまったから、私はもうダメだと思ったのである。
我々と通じているということ、そして、天上界からのメッセージを受け取れるということ、そのことにほんとうの意味がある。それがなくてはこの計画は成り立たないということ。そこができない者が指導者にはなれないということ。それをエル・カンタラーの姿を見て、我々は失敗であるというふうに判断した理由でもあります。
でも、希望をつないでくれたあなた方に心から感謝をしよう。そして、地球のために心から祝福し、喜びの賛辞を贈りたいと思う。
失敗し、あきらめてしまうのはいとも簡単なこと。希望をつなげていく努力をすることこそ、真に意味のあることだと私も思う。だから、あなた方の思いの中で、もしできることがあると思うのなら、この地上の命をかけて、魂のきらめきの、輝く光を輝き渡らせて、人生をこのレムリアにかけてみるほうが、今世の、生きたという目的の達成のためには、いちばん有意義なことであると私は思う。
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